それいけ! 妖怪旅おやじ

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041117187

作品紹介・あらすじ

名所から穴場まで、おばけの伝説地を目指して西へ東へ!“あの”名コンビ+αが、全国各地に点在する伝説地を訪ね歩く。茨城の旧家に受け継がれてきた「河童の妙薬」を譲り受ける。鬼のスーパースター・酒呑童子と茨木童子の出生地を探して新潟へ。高い山が少ない房総半島で、あえて天狗を訪ねる。『稲生物怪絵巻』の舞台・広島には京極夏彦氏も参加。江戸の七不思議から「妖怪」を七つピックアップ。国道16号沿いに分布するダイダラボッチ伝説を強行軍で巡る。伊豆大島に伝わる民間信仰「日忌様」の謎を追う。九尾の狐と殺生石を求めて栃木と福島へ――。ときに手を取り合い、ときに罵り合い、一喜一憂しながら「妖怪馬鹿」が各地を廻る。妖怪ライター・村上健司による探訪記&妖怪研究家・多田克己による解説で、ゆるく、深く楽しめる!今日からあなたも妖怪旅おやじ!?雑誌「怪と幽」創刊号から続く人気企画が待望の書籍化。

感想・レビュー・書評

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  • 妖怪大好きおじさんが各地に伝わる妖怪を訪ね歩く。新潟ネタが結構あってとても楽しく読めました。伝承は図書館や資料を読むだけでは分からないし現地にしか転がっていない情報がたくさんあるんだなと痛感。いつか私も新潟の各地へ行きたいと思いました。妖怪好きはぜひ。

  • 妖怪研究家と妖怪ライター、『怪と幽』編集者の三人が妖怪にまつわる土地を訪ねる旅行記。
    結構ぐだぐだで緩く楽しめました。
    新選組副長の実家が石田散薬を売っていたことは知っていましたが河童に製法を教わったことが始まりだったとか、初代筆頭局長芹沢鴨の実家も河童に薬の製法を教わったとか、知らないことを色々と楽しく知れました。

    三次もののけミュージアムに行って稲生物怪録の世界にじっくりと浸ってみたいです。HPも拝見しましたが展示品もグッズも魅力的でした。
    しかし稲生物怪録を扱うこの回には京極夏彦氏がゲスト参加されているのですが扱いがかなり適当な感じが…。
    いいのかしら…。

  • 妖怪好きの中では有名な多田克己氏と村上健司氏が妖怪に関係する場所を旅する道中記です。コロナ禍だったこともあり、関東多めですがきっちり住所なども掲載されているので実際に見学したい人には便利ではなかろうかと。
    しかし、今更ですが妖怪旅日記だの妖怪walkerだのこの手の本結構出版されてて、持ってるのについ見かけると買っちゃうな…。

  • ゲストのはずの京極先生の影の薄さがたまらん。

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著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。妖怪探訪家、フリーライター。幼い頃から妖怪に興味を持ち、妖怪伝承地を取材。水木しげるとの共著『日本妖怪大辞典』、京極夏彦・多田克己との共著『妖怪馬鹿』『妖怪旅日記』をはじめ、『妖怪事典』『日本妖怪散歩』『手わざの記憶』『怪しくゆかいな妖怪穴』『妖怪ひみつ大百科』『がっかり妖怪大図鑑』など著書多数。

「2022年 『ひどい民話を語る会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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