グランドール王国再生録 破滅の悪役王女ですが救国エンドをお望みです2 (角川ビーンズ文庫)

著者 : 麻木琴加

• KADOKAWA (2021年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

処刑回避したいだけなのに、社畜根性で働きすぎて女王指名された元悪役王女・ヴィオレッタ。
私じゃなくてレナルドを国王に！　と焦る彼女の前に現れたのは王家と対立する教会の枢機卿・マティアス。
彼はなんとゲームの隠し攻略キャラで!?　
再びの破滅フラグに怯えていると「俺はそんなに信用ならないか？」レナルドが迫っ……てきても前世の秘密は明かせません！　
悪役王女の人生やり直し、トゥルーエンドクリアなるか!?

感想・レビュー・書評

[amandaさんの感想 · 2023年3月16日]

1巻の時もラルスのサイコパスみにヒいたけど(結構主要人物だしイケメソだったからめっちゃショックだった)、2巻もやっぱサイコパス過ぎてヒく。
事件解決の手腕は王族様皆様お見事。
最後まで頑なに前世の記憶を話さなかったところもよかったんじゃないかな。ここがゲームの作られた世界で自分達がキャラクターだなんて事話したくないよね。大切な仲間だもん。ラルスは自分もキャラのひとりの癖してキャラクターとしてしかみれない憐れな人物でした。

[ゆか@性癖アカさんの感想 · 2022年2月16日]

発想力と行動力のある主人公がいい。
展開は予想しやすいけど王道中の王道なところが面白かった。
主人公の行動力故に周りが手綱を引いてくれるのを見るのもその後を想像するのも楽しい。甘々な所と胸がギュッとなる所の対比が大好き。

3巻でたら確実に買う。

著者プロフィール

東京都在住。投稿作『外面姫と月影の誓約』で第11回ビーンズ小説大賞奨励賞を受賞してデビュー。他シリーズに「仮面婚約のたしなみ」がある。

「2022年 『元魔王の転生令嬢は世界征服よりも恋がしたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」