- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041119822
作品紹介・あらすじ
父を見返すために有翼人種・ベルクトのみで構成された騎士団に赴任した内務官のレフ。だが騎士団の拠点である通称<鷹の巣>で手荒い洗礼を受け、空中に投げ出されたところを騎士・ゼインに助けられる。式典での公開演技を成功させるため、騎士団の規律を取り戻したいレフに、ゼインは協力する代わりに抱かせて欲しいと口説いてきて!?「強がりなところがかわいい」とレフに囁き、事あるごとに“ごほうび”をねだるゼイン。惜しみない愛情をくれるゼインの眼差しに心が揺れ…?
感想・レビュー・書評
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ツンツンなレフと大人の包容力のあるゼイン。よい相性だと思う。
穏やかな気持ちで見守り読了。
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総合評価:★3.8
最初の方が一番面白かったです。特にベルクトにからかわれた受けが怒ってやり返すところが最高に良かったです。見た目は美人で大人しそうなのに、ちょっと短気なんですよね(笑)
でも、根性があって壁にぶつかってもめげない様子に好感が持てました。個性の塊のようなベルクト達をまとめていく様子もしっかり描かれていたと思います。
攻めはちゃらいのかと思いきや意外と大人しかったですね。華やかな見た目をしているのでもう少し何かしらのインパクトとか意外性が欲しかったかも。
イラストはどのページも美麗で大変素晴らしかったです。特に月をバックにしたイラストは絵画のような美しさでした。よき! -
父や家族を見返すために頑張っているレフ。意地を張って助けを求めないレフに、ゼイン同様ヤキモキしたけれど、今まで頼れる相手がいなかったとわかると悲しくなる。レフを甘やかしたくて仕方がないゼインと出会えたのは本当によかった。お互いに理解できずに衝突しながらも有翼人種の面々と打ち解けていくレフ。何に対しても一直線で全力投球なレフに協力したくなるのは分かるかも。と思った。