クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった2 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 150
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041120354

作品紹介・あらすじ

街はクリスマス一色。うちの高校でも、女子校とのパーティ行事があるらしい。野球部の関くんが天海さんをパーティに誘いたいそうで、「前原って、天海さんと仲良い朝凪の友だちだろ?」その手伝いを頼まれ!?

感想・レビュー・書評

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  • 【君のおかげで眼を伏せてた問題にようやく向き合えるよ】

    友だち以上恋人未満の関係だった真樹と海は聖夜に合同パーティーに参加する事で、抱え続けた問題に終止符を打つ物語。

    時は12月。
    待ちに待ったクリスマスに、真樹は今までの思い出で良い記憶はなかった。
    本来は笑いあえる聖夜は、家族が離散した事で。
    彼の心に大きな影を落としていた。
    そんな自分が向き合うべきトラウマに、海の慈愛に満ちた愛情を受けようやく向きあう。
    己が抱える様々な障壁を共に支え合う事で乗り越え。

    成長出来る彼らの関係ほど末永く続いて欲しいと純朴に願えるのだ。

  • 友達以上、恋人未満となった、海と真樹。テーマは真樹の家族関係に対する葛藤。海を通じて真樹の人間関係が徐々に広がってゆくところや、家族関係に悩む真樹を海が支えている所、また、2人の甘々展開がとても良かった。ただ1点、家族関係の最後の部分の展開は普通で、沢山溜めた割に、ちょっと拍子抜けな部分も。

  • きちんと布石を打ったうえで必要な話として盛り込んだこと、朝凪家との対比に気を配ったことは見て取れるのですが、そういう部分を含めて本来は「まあ、大人だし、いろいろあるよね」で済む内容を、延々と綴られた感は否めない。
    ……というのは、ある程度年齢のいった私の印象なのですが、この辺が10代の読者にはどう映ったでしょうか。

    また、朝凪陸を「無職」という(単なる事実関係を示す以外の)偏見のニュアンスを込めた一語に集約したうえ、彼を茶化す(=見下す)ために公共機関であるハローワークの名前を使ったことには、抵抗を覚えた。

  • エピローグでちょっと待てマジかとツッコミを入れたくなった本作。ヒロインの海がとにかく可愛いというか自分の好きなものを大っぴらに語り合える仲間とか良いよねってなります。両片想いとかでは無く告白を残すのみな完全両想いなのでイチャコラ成分を補給出来るのもありがたい。

  • 海と仲良くなったことで真樹の交友範囲が広がって、ボッチな真樹の意識も随分変わってきましたね。さて今回は『いずれ恋人になる友人同士』という関係になった真樹と海の、マイペースな距離の詰め方に何とも微笑ましくなります。その一方で、今回は真樹が家族関係についてずっと我慢していたことに向き合い、思いの丈をぶつける回でもあり、それにあたって真樹をサポートする海の慈愛に満ちた振る舞いに感激しました。お互いに思いやる二人の関係はとても素敵だと思います。二人がこれからどんな道を歩いて行くのか。続編を楽しみにしています。

  • まだまだ続いてくれると嬉しいな~

  • 今巻のテーマは”クリスマス”と”男友達”と”家族”。

    前巻は星5だったのに対し、星を1つ減らしたのには大きな理由が。それは主人公の真樹とヒロインの海のイチャイチャシーンがもっと欲しい。

    まだ友達?という関係性でイチャイチャ出来ないのは分かってたけど、関係性以上に二人の仲は深まっているはずだからもっとイケ!って感じで読んでました。(勿論、イチャイチャシーンもあってちゃんとニマニマしながら読みました。)

    前回は海との関係性を深めた回でしたが、今回は真樹の周辺の関係を深堀する回だったかなと思います。

    家族の仲や過去であったり、初の男友達誕生であったり、海や天海さん以外の女友達との関係性も深まり、徐々に成長していく真樹が見れました。

    個人的にはベタだけど、日常の海や真樹のイチャイチャシーンが印象に残りました。大きなイベントも印象的でしたが、それ以上に日常のシーンはホワホワしていて、『好きっ!』ってなりました。

    リップクリームのシーンや登校前の朝一緒に過ごすシーン、教室で連絡を取り合うシーン、などなど、『うわー、めっちゃ青春してるやん。悔しぅ!』となるくらい好きです。

  • ■書名

    書名:クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった2
    著者:たかた (著), 日向 あずり (イラスト), 長部 トム (イラスト)

    ■感想

    1巻に記載済み。

  • ワクワクドキドキのクリスマス編ーー

    真樹の心のモヤモヤを解決していく回
    一旦は真樹、両親の三者に気持ちの整理がついたように見えるが、もしかしていつか後日談が語られる…?

    一方、相変わらず全巻ラストからのヒロイン・海とのイチャイチャは健在
    もっと沢山イチャイチャしてくれていいよ

    友人・知人も増え、今後の展開が楽しみです♪( ´▽`)

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著者プロフィール

2019年web小説投稿サイト「カクヨム」に連載していた「生産・加工スキルが超有能なので、裏から世界を牛耳ってみました」が「第四回 カクヨムWeb 小説コンテスト 異世界ファンタジー部門 特別賞」を、「すべてをあきらめた女騎士がかわいすぎる件」が「第四回 カクヨムWeb小説コンテスト ラブコメ部門 大賞」を受賞。

「2023年 『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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