機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE(1) (角川コミックス・エース)

著者 : 曽我篤士 SOW 矢立肇・富野由悠季

• KADOKAWA (2022年2月26日発売)

作品紹介・あらすじ

コズミック・イラ72年……後に「空白の二年」と呼ばれることとなるこの時期に奔走した、オーブの部隊“ＯＤＲ”が存在した。新型可変機エクリプスを駆るＯＤＲの知られざる活躍がここに。新ＳＥＥＤ外伝開幕！

感想・レビュー・書評

[まいつきさんの感想 · 2024年5月6日]

C.E.72。「SEED」と「DESTINY」の束の間の平和の時代。
その狭間に暗躍したオーブの秘密組織「ORD」。戦争の火種をなかったことにするために「なかったこと」にするための組織。

こういう暗躍する組織、警察小説とかでいう公安のような悪役に置かれる組織が主人公だと、何が正義なのかというイデオロギーを問う展開になりそう。
まあ、ガンダムというコンテンツ自体が、主人公にそれを問うという側面はあるので、「ガンダム」物語ではあるのかな。

可変MSエクリプスが主人公機。なんとチート装備のミラージュコロイド使用可能です。「SEED」ではMSレベルでは不遇だった機能を使いこなせるのか。

舞台設立の概念としては、戦争になりそうな火種を未然に防ぐ、というものなので、キラたちと共存はできそうですが、主語が「オーブ」にあるので、また違うのか。一国家を超えた存在になることができるのか、そこを目指してゆくのだろうか。

[ひろさんの感想 · 2022年2月26日]

んんんん、微妙……。