脳科学捜査官 真田夏希 ヘリテージ・グリーン (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041122624

作品紹介・あらすじ

神奈川県警の心理職特別捜査官・真田夏希は小川と鎌倉鶴岡八幡宮に初詣に来ていた。だが、鎌倉市西御門の北条義時法華堂跡で爆発騒ぎがあり、二人に緊急召集がかかった。果たして犯人の目的は──。

感想・レビュー・書評

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  • 前回で一山越えたのでどんな内容かと思いきや、随分とこじんまりした事件を大ごとにしている印象でした。
    夏希の心理分析をする場面も少なく、織田の推理力を発揮することもなく。
    小川andアリシアが一番活躍したのかな。犯人もなんだかパッとしませんでした。

    次作に期待です。

  • この作品が先に予約していたのでひとつ飛ばして読みました。
    人との出会い、繋がりって思いがけない事ありますね。
    今回は、見事に犯人に踊らされました。
    実際には考えられない事ですが、実際に有ったら見ているだけの人は面白いでしょうね。

  • 舞台は鎌倉。ワダヨシモリを名乗る犯人が神奈川県警に対して無理難題を突きつけていく。という劇場型犯罪をモチーフにした一冊。

    犯人の要求に次々と乗っていく警察組織は流石にあり得ないでしょ。と思ってしまった。

  • 今回は鎌倉を舞台にした連続爆発事件。鳴神響一先生の神奈川県警シリーズは戦国武将から名前を取っているキャラが多いので、今回みたいな歴史が絡む話になると少しややこしいね。
    今回は展開がちょっと急すぎるかな。捜査本部は何もできてないし、夏希も今回は歌っただけすしね。

  • 終わりそうで終わらないシリーズ。
    もう何作目になるのか、分からなくなってしまった。
    前作で織田と上杉の過去のトラウマが明らかになったが、今作ではそこに触れることなく、新しいフェーズに入ったのかも。
    時は2021年1月1日。小川と一緒に鶴岡八幡宮で初詣を済ませた帰りに、爆発事件の一報を受ける。
    被害は少なかったものの、今後「北条ゆかりの寺を爆破する」と言う犯行声明が。
    早速、夏希に犯人に接触するように命令が下るが、犯人の要求はかなり陳腐なもの。
    警察が簡単に犯人の要求を呑むのも、腑に落ちないし、動機もとても下らない。
    結局大きな事件も起こらず、ただ単に今年の大河ドラマに乗っかっただけのチープな印象しか残らない。
    ここ最近は本格的な事件を描いていただけに、1周回って、また初期の作風に戻ってしまったみたい・・・残念。

  • 入院生活13冊目。

     自分の病棟には今作からしか置かれていなかったので、ここから読み始める。
     読み進めるうちに登場人物たちのキャラクターもつかめてきた。警察小説(というらしい)を読んだのは初めてだったが、楽しめた。刑事ドラマ好きは警察小説も好きなのかもしれない。

  • 本日発売の夏希シリーズ新刊を早速購入。そして一気読み

    昨年末に夏希シリーズ既刊分を読み終わっていたので、夏希ロスでした。

    相変わらず夏希は格好よくて素敵

    この犯人、どこまで付け上がるの、と怒りながら読みましたが、最後は安心しました

  • #読了 #鳴神響一 #脳科学捜査官真田夏希  #読書好きな人と繋がりたい

  • 神奈川県警の心理職特別捜査官の真田夏希 は、鑑識課の小川とともに鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣に出かけた。だが、爆破事件の発生により、2人は捜査本部に招集されることになる。事件は北条義時法華堂跡で爆発が発生し、その後「ワダヨシモリ」を名乗る者から脅迫文が送られてきたのだ。北条氏ゆかりの寺を爆破するという犯人は、何か歴史的な因縁があるのか。接触を試みる夏希に対し、犯人は前代未聞の要求を突きつける――。

  • 真田夏希シリーズ

    犯人の要求に応える織田さんが良かった。
    アリシアの活躍もあり。

    安定の一日で読了。

    279ページ(文庫)

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著者プロフィール

中央大学法学部政治学科を卒業後、神奈川県内の小学校で学校事務職員として勤務。2014年3月に小説執筆に専念するため、フリーとなる。社会保険労務士、行政書士の資格を持つ。熱烈なフラメンコファンであり、多くのアーティストを応援している。2014年 『私が愛したサムライの娘』で、第6回角川春樹小説賞受賞。15年同作で、第3回野村胡堂文学賞受賞。

「2023年 『脳科学捜査官 真田夏希 エキセントリック・ヴァーミリオン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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