忘れさせてよ、後輩くん。 (2) (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA (2022年7月1日発売)
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  • 本 ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041124253

作品紹介・あらすじ

夏休みが明け、僕は受験勉強に勤しみながら後輩・冬莉と過ごす時間が増えていた。
朝は一緒に登校し、放課後はちゃんと勉強してるのかと差し入れを持ってくる。
そんな他愛ない日々の中、いつものように体育館でピアノ弾いていた冬莉は文化祭の合唱伴奏を頼まれ――
「夏梅センパイの思い出に残ってほしいので、文化祭に出ます」冬莉はそれを引き受けることに。
面倒見がよくて、僕が春瑠先輩と“陽炎の夏”に遭遇したときも支えてくれて。
からかい甲斐のあるかわいい後輩……なのに、僕の記憶から、彼女との思い出がだんだん霞み始めていた――。

“忘却の夏”が訪れ、もう一つの片想いが動き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 夏梅の後輩・冬莉に焦点を当てた今回。春瑠先輩の恋を描いた前作と対になる物語で、1巻と合わせて一つの章になるのだと感じました。夏梅の春瑠への想いを知っており、今の関係を変えたくないから自分の気持ちを夏梅に伝えられない。そんな冬莉の想いの深さに魂を大いに揺さぶられました。この先、夏梅を中心とした人間関係がどうなって行くのか。彼らの物語を最後まで見届けたい。

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