異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います4 (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA (2022年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041124345
作品紹介・あらすじ
「だって君は、私の妻だろう?」
結婚式が終わり浮かれるフェリシアの前に可憐な美少女が現れる――彼女はウィリアム最愛の従妹で、乙女ゲーム新ルートの悪役令嬢!? 不安になるフェリシアは、ウィリアムを恋愛的に攻略しようと上目遣いに袖クイと果敢に仕掛ける……のにウィリアムはそんな乙女心を知ってか知らずか、いつも以上にイジワル!
そんな時、新ルート最大の悪夢を思い出して?
いちゃラブ絶好調の第4弾!
感想・レビュー・書評
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ウィリアムとフェリシアが無事に結婚。2人とも浮かれているけれど、2人の前にウィリアムの従妹が悪役令嬢として登場。本人はウィリアムにバレてないと思っていたようだけど、案の定そんなことない(笑) がんばるフェリシアを使って地味にウィリアムに嫌がらせするアイゼンお兄様は最高だと思う(笑)
前回不穏な感じの終わり方をしたり、アルフィアスがまだ何かありそうな感じがあったけど、今回はそのアルフィアスが不穏なことをやらかしてて、一応の形で決着もする。ウィリアムとフェリシアは、「いや、そこじゃない!」みたいな言動をちょこちょこするところは似た者同士だなーって思えてきた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結婚式も終わり、もう不安になることなんてない。そのはずだったのに、新しい「悪役令嬢」の登場で不安ばかりのフェリシア。ウィリアムを取られたくない。そう思っていても相手に対して攻撃的になったりしないのはフェリシアらしくてなんだか安心した。それでも、ウィリアムとロザリーと一緒にいるところを見て、不安になったり傷ついたりするのは悲しくなるけれど。ウィリアムの気を引こうと頑張るフェリシアがとにかく可愛い。どんなに悩んでもウィリアムに相談しようとしないのがもどかしかったから、少しずつでもそれが変わるといいな。と思った。