- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041125885
作品紹介・あらすじ
ストックホルムで起きた、サッカー審判員撲殺事件。地域警官のミカエラは捜査に参加、尋問のスペシャリストで心理学者のハンス・レッケと出会う。彼は鎮痛剤の依存症だった。独特の心理分析で捜査陣をかく乱するレッケだったが、ある日ミカエラが地下鉄に飛びこもうとした彼を救ったことをきっかけに、二人は被害者の裏の顔と、事件の奥に潜む外交機密に突き当たる。元ピアニストの経歴を持つレッケは、アフガニスタン移民である被害者の中に音楽の痕跡を見つけるが、そこには凄惨な過去が待ち構えていた。上流階級のレッケと移民のミカエラ。奇妙なコンビは時と国境を越え、真実に迫る――。
感想・レビュー・書評
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スウェーデン発北欧ミステリー。警官ミカエラは心理学者レッケ教授の列車飛込みを防ぎ命を救う。二人が審判員撲殺事件の真相解明。事件の裏にタリバンの音楽家弾圧があり一筋縄ではいかない面白さ。
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移民が警察官という設定はダイバーシティの21世紀を反映する。外国人に偏見を抱いて職務質問をしたり、誤認逮捕をしたりする日本は後進的である。
一方でオーバードーズの薬物中毒者が探偵役というのはどうなのだろう。シャーロック・ホームズも阿片を吸引していた。薬物濫用への拒否感は日本の方が健全である。 -
ミレニアムを引き継いだ作者の本だったので読んでみたけど、面白いんだけど、面白いのだけどちょっと中途半端な気がする。
シリーズ化するのだろうか -
シリーズ化意識してるとこうなると思う。中途半端。
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魔法とドラゴンでファンタジー⭐︎みたいなタイトルだなと思ったら全然違いました。
そう言えば今まで読んだ北欧ミステリーはほぼ白人しか出てこないな。個人的には多様性とかどうでもいいのですが。
牢獄に囚われているのはハンスの精神じゃないのかな?
とにかく読むのに時間がかかった。 -
途中でギブアップ