幼女戦記 (25) (角川コミックス・エース)

  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041127025

作品紹介・あらすじ

フランソワ残党との死闘を終え、帝都に帰還したターニャ率いる二〇三大隊。南方で挙げた戦果を以てすれば休暇は確実!と息巻くターニャを迎え入れたのは、笑顔のレルゲン大佐と何やら渋い顔をしたウーガ少佐で…?

感想・レビュー・書評

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  • アニメ1期及び劇場版視聴済。
    ルーシー連邦との開戦と、その裏にある帝国上層部の苦悩が描かれた巻。
    理念的な話が多かった印象。
    また、画作りが滅茶苦茶豪華になってきていますよね、どこまで行くんだろう、凄い。

    ◆ターニャの幼女への順応
    ターニャの少女っぽい振る舞いが、板についてきたというか板についたというか。
    (効率的ではあるのだけど)ヴァイスの膝の間に座るところとか、膝を合わせて淑やかに座るところとか色々。
    女性ものの衣服に慣れてきた女らんまが思い出されますw
    両方好きです。

    ◆ターニャのあれこれ
    結局、ブレスト軍港襲撃発案について、部下への影響はあまり無いか、描写されない感じなんですかね。
    楽しみにしていたのだけど。
    中央参謀本部へは快心の一撃だったようですが。
    ところで、ヴァイスの足の長さを羨むターニャが面白いです。
    前世でも体を鍛えていたり、高身長を自慢に思っていたり(本巻のベルばらっぽいイメージ図も笑えますw)、そのあたりの嗜好は普通に普通の日本人っぽいですよね。
    そろそろ平成の処世術が期待する戦果を出せないことに気付いても良さそうだがw

    ◆共産主義を嫌うターニャ
    ターニャのキャラから非常に納得できることですが、共産主義嫌いすぎですよねwわかるけどw
    若干暴走気味というか、これまでは帝国(平和)を守ることが目的だったけど、今回は明確に「敵を倒すこと」そのものが目的化している印象を受けます。
    無論、それがターニャにとっての平和に繋がっているわけですが、これまでと比べて感情入ってる感じですね。
    帝国の平和や安全を考えると大事な時期なので、変な影響を及ぼさないかだけ心配です。

    ◆画作りについて
    いやー、素晴らしい。
    本作序盤は、トーンをあまり使わず白黒でパッキリした画面作りが特徴だったと思います。
    それもとても美麗で素晴らしかったんですが、最近は豪華さがどんどんブーストされていっている印象です。
    (連載ペースとトレードオフでしょうけど)
    小物の細やかさも、背景の荘厳さも良い。
    SpecialThanks欄を見るに、アシスタントさんが増えたのかな?
    本巻のお気に入りは、80話のタイトルが表示される見開きページ。
    戦場の空を駆ける二〇三大隊が滅茶苦茶かっこよかったです。

  • ヴァイス中…大尉のお膝の間に座るデグレチャフ少佐、好き

  • ルーシー連邦開戦

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