ゲーム・メーカー 沈黙の侵略者 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041128930

作品紹介・あらすじ

東京湾浦賀航路上で、大型商船2隻が続けて爆発・炎上した。当初、事故かと思われた事案は、海中に仕掛けられた機雷による爆発と判明し、日本はかつてないテロの恐怖に晒される。どこの国が、いったい何者が、機雷を仕掛けたのか。さらに東京湾上空を哨戒していた、『P―1』対潜哨戒機が地上から撃墜され、日本は、空と海の動きを封じられる。かつてない危機に、株価は暴落し、経済は壊滅的ダメージを受ける。掃海母艦『うらが』に乗艦した、海上自衛隊掃海隊群司令の岡本は、湾岸戦争の死地を経験した機雷処理のスペシャリスト・奥寺一佐を現場へ送り込むことを決意する──。

感想・レビュー・書評

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  • 日本政府に脅しをかける為の機雷を東京湾に仕掛ける元軍人(ゲームメーカー)と、機雷を撤去する退官間近の自衛隊員の心理戦。機雷は敷設した側に圧倒的主導権があり、東京湾を封鎖させられる事による日本の経済的、軍事的な打撃は納得感があり、機雷戦にフォーカスしたストーリーは斬新だと感じた。
    展開から終結は想像したよりもあっさりしたものだった。

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著者プロフィール

1959年、東京生まれ。明治大学文学部を卒業後、広告代理店勤務を経て作家デビュー。伊五八潜水艦のインディアナポリス撃沈を題材にした処女作『雷撃深度一九・五』で脚光を浴びる。その他の作品に『八月十五日の開戦』『無音潜航』がある。

「2022年 『ゲーム・メーカー 沈黙の侵略者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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