泣きたくなるほど嬉しい日々に (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 396
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041129869

作品紹介・あらすじ

ロックバンド・クリープハイプで活躍する傍ら、小説家として執筆活動を続ける尾崎世界観。芥川賞にもノミネートされた異才が、日々の暮らしに隠された本心を赤裸々に語った。共感必至の傑作エッセイ!

感想・レビュー・書評

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  • 尾崎さんの人となりの、ほんの一部分ではあるが、理解できた気がする。すごく優しい方なんだなと。何かと早い方が良いという訳ではないものが、この世界にはあり、大切な物や人との距離感を凄く大事にする人で、本当に素晴らしい話が多々あり、感情を揺さぶられた。

  • 最近クリープハイプの曲が好きでよく聴いている。尾崎世界観がどういった人なのか気になって手に取ってみた。
    意外と下ネタを言ったり、ひねくれていたり(これは何か想像通り)と面白かった。
    また他の作品も読んでみようと思う。

  • こっから高3の読書記録(春休み)
    めっちゃよかった。
    クリープはなんか独特やからちょっと身を引いてたけど、読んでからすごい聞いてる
    一瞬で読める面白さやったけど、そんな簡単に終わらせたくなくて必死に引き伸ばしながら読んだ

  • ユーモア溢れていて、日常が愛おしく感じる

  •  ここ最近尾崎さんの小説を読んでいるが、全部ずっと良い。わたしが言葉にできない何かを代弁してくれているような、わたしが感じていたことはこういう風に言葉にできるのか、とか納得以上のものを与えてくれる、そんな居心地のよい空間。
     exあやっち、誰なのかとても気になってネットで調べてみたがあるライブでこのことを話してたという情報しか得られなかった(わたしもそのライブに立ち会いたかった)し、途中で野暮ったいような気がして調べるのを辞めた。音楽には演奏している本人にも聴くわたしたちにもそれぞれの物語があって、それを文字に通して知られたのはなんだか嬉しかった。
     アパートでの暮らし、住民で共有の洗濯機。その情景が見事に浮かんだ。柔軟剤をたんまり洗濯に利用しているが、日々疲れ果てたソレにわたし自身も使いたくなった。

  • クリープ大好きです。
    尾崎さんと似ているような感覚があって、わかるわかると思いながら読んでました
    尾崎さんのこともっと好きになれた気がします

  • 何度も読み返したいな。
    何度読んでも面白い。

  • 尾崎世界観さんは名前からしてどんな人なのか興味はあったけど、思考回路がぶっ飛んでなくて、いい意味で庶民的な感覚の部分に親近感が持てた。

  • 最後の解説を含めてよかった

  • ふしょくふ不織布に包まったディスクを取り出して 訝しまれるだろう あくび欠伸けっしん こすげ小菅 萎れている空っぽのリュック

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著者プロフィール

1984年、東京都生まれ。ロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル、ギターを担当。作家としても活動し、これまでに小説『祐介』、日記エッセイ『苦汁100%』『苦汁200%』(いずれも文藝春秋)、『犬も食わない』千早茜との共著(新潮社)を上梓。

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