「死んでみろ」と言われたので死にました。 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041129975

作品紹介・あらすじ

夫のユリウスに冷遇された末、自害したナタリー。気づくと全てを失い結婚するきっかけとなった戦争前に逆戻り。家族を守るため奔走していると、王子に迫られたりユリウスに助けられたりと運命が変わってきて……?

感想・レビュー・書評

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  • 先にコミック読んでます。息子はどうなってるんだろう。

  • 面白かった。
    最初は旦那。息子。義母に対して怒り心頭だったけど、主人公が思っているよりも強かった。
    そして二人は生まれ変われたけど、息子はちゃんと生まれ変わっている訳じゃ無いから、最終的に三人で幸せになってほしいなぁ。
    という願望がある。

  • 微妙に地の文が苦手かも……。
    あ、話は割と好きなんよ。

  • 逆行前にあれだけ不遇の扱いを受けて、よくユリウスと対面できたなナタリーと、その強靭さに驚いた。
    初回は不意打ちだから仕方ないとはいえ、何度も出会うし、何なら彼の傷も癒しちゃうし、いい子すぎだろうという。
    それに、ユリウスはユリウスで、逆行前の行いを棚に上げて、ナタリーに懸想しているように見えたし。
    中盤まではユリウスのことが全く好きになれず(何しろ前の行いに対して同情の余地が一切ない)非常に困ったヒーローだった。
    自分なら、死に追いやった相手を逆行後も決して許しはしないぞ。

    後にユリウス側の事情も分かったので、絶対許さん!と思っていたところからは緩和したし、その事情を知ったナタリーも感情を爆発させてくれたので、ちょっとすっきりしたけれども。
    やっぱり惹かれあってしまう二人ではある。
    不器用な二人を見るのは微笑ましくもあったが、やっぱりもやもやもするという複雑な感情と闘う羽目に。
    無論、ナタリーは過去のことを全くなかったことにはしなかったし、今も胸に痛むみたいだし。
    それでも、今を生きているのだから変わり続ける時間を大切にしたいと言えたナタリーは、自分よりよほどできた人間だった。
    こりゃ男性陣、誰も太刀打ちできないわ。
    エドワード王子でも。
    これも、あのお父様とお母様の教育の賜物なのかもしれない。

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