- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041131039
作品紹介・あらすじ
武家から信頼の篤い蘭方医・久世に疑義を唱えたことで、凸橋家から召し放たれてしまった感九郎。父から勘当もされ、失意のうちに大川のほとりで得意の編み物をしていたところ、異形の男、寿之丞たちと出会う。成り行きから彼らの仕事「仕組み」を手伝ううち、感九郎のある能力が開花。そして召し放ちのきっかけを作った人物に接近する。その正体とは!? 江戸に実在した「編み物ざむらい」と異能集団が活躍する、新感覚時代活劇!
感想・レビュー・書評
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思ってたんと違う(いい意味で)
タイトルだけの印象でなんとなく「ほっこり人情ものかな?」って思ったら急に仕掛けの裏工作が始まったり主人公が異能に目覚めたり。
キャラが魅力的で、もっとこの人たちの活躍を見たくなった。シリーズ化希望!
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時代物はあまり好きではないのだけれど、編み物絡みということで読んでみました。
編み物あんまり関係なかった~
うーんって感じでした。 -
編み物を得意とする武士が主人公。
昔言葉もあり、読みにくい表現もあるものの、
すんなりストーリーに入れた。
人柄含めて、面白かった。 -
24/2/23〜2/24
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なんとなく中途半端感。登場人物はまだまだ面白い背景を持ってそうなので、もしもシリーズ化したら面白くなるかも。
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不思議な作品である。
安土桃山、織田信長の頃、日本には既にメリヤス編みが存在していた。外国からの宣教者によってもたらされた。
このメリヤスという技法は、後々需要が伸び、仕事として商品として価値が生まれ流通もしていた。
格式はありながら貧乏な武家に生まれ、メリヤス編みを内食にしていた感九郎は、正義感を曲げられずに父親と対立し勘当される。
街で偶然会った二人に助けられ、大きな組織から悪を滅ぼす仕掛けをする三人のグループに助力することに。
この感九郎は相手の心の内側に入ることができる。
登場人物たちは不思議で魅力的。
第2巻が刊行されることを望む! -
2023.01.24 #003
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