聖女様に醜い神様との結婚を押し付けられました2 (角川ビーンズ文庫)

著者 : 赤村咲

• KADOKAWA (2022年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

『無能神』の聖女として、日々奔走するエレノア。
たゆまぬ努力と浄化のおかげで、神様のスライム姿もぷるんと滑らか、もう「汚泥」なんて言わせない！
そんな神様に最近、新たな変化が――やっぱり人間の姿になれるんじゃ？
ときおり向けられる慈しみに「代理」のはずのエレノアの心は乱れて……。
そしてついに元婚約者・エリックとの直接対決の日がやってくる！
ＷＥＢ発・逆境シンデレラ、神様との関係に急展開の第２弾！

感想・レビュー・書評

[ジンジャー・ジーンさんの感想 · 2022年11月10日]

気丈な子が！！！！！！！！！　気丈でいられなくなる瞬間が！！！！！！！！！！　すきです！！！！！！！！！！！！！（大声）
期待したら期待以上のものがきた！！！！！！！！　すごい！！！！！！！！！！！　嬉しい！！！！！！！！！！！！！！！！　ありがとうございます！！！！！！！！　踊ってる！！！！！！！！！！！
もう早く先を読みたくて読みたくて仕方なかった。先を読みたいのに急いで読むのがもったいなくてでもこの感情を昇華するには早く続きを読まねばなるまいと！！！！！！！！
悪役と言えば倒せない悪役、ロージェノムや鬼龍院羅暁が好きなんですがアマルダにも素質あると思うんだ！！！！！！
いやすごい、すごい、何もかもすきでびっくりしちゃった。特に姉の差配であっちの両親が味方になってくれそうで上手くいくと思ってからの落とすところがすごい。人の心がない。（賞賛です）
妬みと怒りと悲しみとを全てを飛び越える絶望、すごい、この作者全然銃口（筆）が鈍らないし揺らがない。（褒め言葉です）
アマルダめちゃくちゃ腹立つんですけど、それはそれとしてものすごく魅力的なキャラだよなと。悪意がないのに周囲が悪事を仕立てていく感じ、純度百パーセントの善意から悪意が生まれていくのがたまんないな。アマルダには善性しかなくて、周囲の悪意で釣り合いが取れているというか。いや本当にすごい絶妙。隙がない。
アマルダの前でも神様は揺らがないで欲しいし、でも神様もアマルダがいいんだ……となって曇るエレノアも見たい。あと今回の件でお姉さんも巻き込まれて騒動になりそうで、エレノアにはそっちのほうが精神的に堪えそう。
はあ～～～～～続刊が楽しみです……………………。

著者プロフィール

埼玉在住。2020年に「妹ばかり可愛がられた伯爵令嬢、妹の身代わりにされ残虐非道な冷血公爵の嫁となる」にてアルファポリス第13回恋愛小説大賞大賞を受賞。趣味は料理と読書。猫は生きがい。でも猫の方はそっけない。

「2021年 『妹ばかり可愛がられた伯爵令嬢、妹の身代わりにされ残虐非道な冷血公爵の嫁となる』 で使われていた紹介文から引用しています。」