ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~ (5) (角川コミックス・エース)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 136
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041131589

作品紹介・あらすじ

モウ達に加え、人間っぽいエンコバナやラミアと共に沿岸集落にたどり着いたハカバ。新しい土地で調査を始めるも、水中に住む、魚と全く区別がつかない住民たちによって海底洞窟へと連れていかれてしまう! 水中種族とコミュニケーションが取れず、脱出不可能な洞窟で死を意識し始めたハカバは、魚と住人の違いを見分け、コミュニケーションをとることができるのか…!?

感想・レビュー・書評

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  • 外国人との異文化間交流よりさらに過酷な異種間交流の知的かつ体を張った冒険、ひさびさの新刊! 前の巻までの流れをまず思い出さねば…

    春をむかえ、異種族で越冬した集落を離れて海辺の集落を目指すハカバら一行だが、ハカバの希望を汲んでか過酷な時短ルートになってしまい脱水状態になったり、崖から落ちそうになってはぐれる仲間がでたりする。集団で移動しつつも目的をひとつにした「チーム」感のなさについてそのよしあしを考えつつついに海辺に到着したが、ハカバはうっかりまるでコミュニケーションの取れない海の一族の囚われの身に…

  • 理解が及ばないのに面白いと思ってしまう不思議な漫画。
    言語学だけでなく、ホモサピエンスと他の生き物の違いについても考えさせられる。
    これを読んだ後、1巻から読み直しました。

  • センセイ 魚(住民)に飼われる

    このシリーズは買ってきてまず3~5回くらい繰り返し読まないと脳が沸騰する
    このおはなしは言語の哲学だから!
    (好きだけどあたまわるいから
    ススキかわいー!でもいいんだけどねw

    4巻くらいから『なまじ言語が設定されているためにそれに囚われてそうでない種族とのコミュニケーションを(勝手に)考え過ぎてドツボに』という状態のセンセイ(ハカバさん
    ススキやモウさんのような理解者(彼らはそんな認識してないだろうけど)が居なかったら途中でしんでるかも
    センセイにも気になる人ができて良かった
    (変な意味でなくても執着する相手が居ることは生命力にも影響するから
    と思ってたら5巻でお別れしててさみしい
    でもまたどこかで出会えそうな気がする

  • 水中の言葉は、とてもかわいい感じなのに。さすがに無いのか

  • 各特徴と関係性のメモについて、単純に友好的かそうでないかだけでなく、時間経過で関係が変わっていったのもメモされていて好きだなと思う。

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