脳科学捜査官 真田夏希 サイレント・ターコイズ (角川文庫)
- KADOKAWA (2023年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041133101
作品紹介・あらすじ
神奈川県警初の心理職特別捜査官の真田夏希は、警察庁に新設されたサーバー特捜隊の隊員となった。だが、夏希に挑戦するかのような事件が発生してしまう。果たして夏希たちは危機を乗り切れるのか。
感想・レビュー・書評
-
身近なデバイスへのクラッキング。
リアルな感じがとても恐ろしかった。
事件は解決するってわかっているのに
ドキドキする感覚。15冊目でも変わらない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サイバー特捜隊3作目。
クラッカーとの対峙をする中で、神奈川県警の面々も絡んでくる安定感があります。
途中まではゆっくり話が進みますが、後半一気に話が進みました。
実行犯と夏希のやりとりは涙が出てしまいました。みんな、がんばった。
ずいぶん長いシリーズになったな、と思います。 -
サイバー特捜隊に異動してから、3作目。
今回はIoTデバイスのセキュリティの脆弱性をつかれ、次々とあらゆるIoTデバイスがターゲットとなっていく。
今回の犯人は警察を相手にしておらず、なかなか夏希の呼びかけにも応えてくれない。
ま、今まであんなチャラいやり取りで、事件が解決していったのが少し納得いかなかったので、本来こんなものだろう、と思いつつ、読み進めた。
IoTデバイスが狙われると言うのは、実際あり得ない話ではないので、読んでいて、ぞっとする部分もあったが、犯人の動機が説得力が弱く、実行犯の正体も「う~ん」って感じ。
サイバー特捜隊と言う、次のステージに移ったのに、最後に事件を解決するのは、決まって神奈川県警のお決まりのメンバー。
もちろん、神奈川県警のメンバーの方が好きなので、登場は大歓迎だが、果たして「サイバー特捜隊」の存在は必要なのか?
2ヶ月連続刊行の次の作品が気になるところ。 -
フィクションとわかっているけれど、読んでいてゾッとする事件が起きる。主人公たちに「何とかしてくれぃ!」と思いながら一気読みした。
お馴染みのメンバーが活躍し始め、他愛のない会話をはさみながらも信頼とチームワークで事にあたる姿に嬉しくなってしまうのも長く続くシリーズ物の良さ。
-
警視庁サイバー特別捜査隊の真田夏希は、自宅のコミュニケーション・ロボットの不気味な動作を体験した。リクエストと異なる暗い音楽を流しはじめ、不愉快な言葉を発したのだ。サイバー特捜隊の本部でも、同様の事象が報告されており、クラッキングの可能性が浮上する。さらに、アルマロスと名乗る者から犯行声明が──。企業を狙った犯罪か、特捜隊への挑戦なのか。夏希たちは、特捜隊の威信にかけて捜査を開始するが……。
-
#読了 #鳴神響一 #脳科学捜査官真田夏希 #読書好きな人と繋がりたい