芥子はミツバチを抱き

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 63
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041136065

作品紹介・あらすじ

南アフリカ出身の母親と日本人の父親との間に生まれたダブルの少年・ジェリコは、小学校でいじめに遭ってから不登校になり、VRドローンレースにのめり込む。しかし、出場していたイスタンブルでのレースの最中に制御を奪われた彼のドローンが爆弾テロに使用されてしまう……。日本に居られなくなったジェリコは、母の遠縁を名乗る男性・マルグッドに導かれて、ミャンマーとタイの国境地帯にある小さな村に潜伏することになった。そこで出会ったのは、芥子を栽培する少女のリィ・レイと、ドローンを「歌」でコントロールする「ミツバチ」の女、ノーンとプロイだった。やがてジェリコは、自分と同年代ながら「戦争」「貧困」「ブラックビジネス」に向き合う少年少女たちと触れ合う中で、残酷過ぎる世界の真実を目の当たりにしていく。

感想・レビュー・書評

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  • 藍内 友紀(@s_skula) - カクヨム
    https://kakuyomu.jp/users/s_skula

    「芥子はミツバチを抱き」 藍内 友紀[文芸書] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322212000986/

  • 舞台設定とかテーマとか諸々、抽象的で。もう少しはっきりさせて書いてほしかった。

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著者プロフィール

2012 年にササクラ名義で、講談社主催の第五回BOX-Air 新人賞を受賞しデビュー。デビュー作は『緋色のスプーク』として講談社BOX より刊行。その後、同じく講談社BOX より『アシュアの死神』を刊行。また、電子文芸誌「BOX-AiR」にて「ガンメタル・グレイエリア」を発表。2017 年の第五回ハヤカワSF コンテストに、藍内友紀の名義で「スターダスト・レイン」を応募。同作が最終候補作となり、改題して『星を墜とすボクに降る、ましろの雨』としてハヤカワ文庫JA から刊行。

「2023年 『芥子はミツバチを抱き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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