生贄として捨てられたので、辺境伯家に自分を売ります ~いつの間にか聖女と呼ばれ、溺愛されていました~ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041136522

作品紹介・あらすじ

家族に虐げられ、身代わりに魔物がはびこる辺境へと送られたルアーナ。
無駄死になんて絶対嫌! と隠していた光魔法の使い手として自分を売り込み、やがて聖女として認められるように。
「俺が必ず、守ってやる」辺境伯家子息・ジークハルトのツンデレな優しさに、初めて人の温かさを知り……。
そんな時、かつての家族と再会して!?
私の「家族」は辺境伯家だけです!
捨てられ令嬢が本当の幸せを掴む、下剋上ストーリー!

感想・レビュー・書評

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  • 虐げられてきた伯爵令嬢ルアーナが辺境伯領で活躍。
    光魔法で魔物を倒す活躍をして聖女と呼ばれ、実家にざまぁストーリー。

  • ななんと、まだまだくっつかないのでありますな。
    報復(ざまぁ)に恋愛、次巻に期待。

  •  時間潰しに購入。
     自分の居場所の確保に余念のない主人公と、それを受け入れた辺境伯の家族の話。

     痛々しすぎる主人公が、家族愛に触れ、少しずつその中に居ても良いことに気づいてゆく。丁寧に描かれた心情と、家族になってゆく過程が心に響く。ざまぁ部分は、要らなかったかも。

     次巻が出たら買おうと思う。

  • 婚外子であることから家族から嫌悪された少女が追放先の辺境伯領で家族の暖かさを思い出すシンデレラストーリー

    光魔法という売りはあったものの、冷遇されていた過去にもかかわらず明るく努力家なルアーナ
    彼女の成長を見守り、とあるイベントでルアーナを意識するようになったジークフリート
    ルアーナの過去を知り家族のように接するディンケル辺境伯や昏睡状態からルアーナの魔法で治癒した辺境伯婦人

    特に当初意識せずルアーナをガキ呼ばわりしていたジークが、段々と心惹かれ、不器用な嫉妬までする様にキュンキュン♡
    恋愛下手で不器用さ、子供っぽさがありつつも男らしいかっこよさとかもまたポイント

    一方のルアーナは主人公スキルの鈍感を発動し、現時点で家族愛以上の感情は持っていないようだがはて
    突然恋に落ちるのか段々惹かれていくのか
    次巻での展開に期待したい

    なお、ざまぁ系じゃないけどざまぁなのもまた楽しい

    【以下再読のための備忘】
    ・アルタミラ伯爵家の婚外子ルアーナは家族から嫌悪され、魔物侵攻激しい最前線ディンケル辺境伯領へ派遣(追放)される
    ・特殊属性である光魔法により魔物の撃滅・弱体化、ルアーナは「聖女」と称えられる
    ・これまでよりよい生活に喜ぶルアーナ
    ・魔物に襲われる兵士を助けるルアーナの姿と自分を助けた母親の姿を重ねてしまうディンケル伯子息ジークフリート
    ・明るく努力家なルアーナが気になりだし、段々惹かれていくジーク
    ・魔物に襲われ昏睡が続くジーク母を光魔法で治癒
    ・ルアーナとジーク母のワイキャピ
    ・ジークとルアーナの街中デート
    ・ジーク、ルアーナの王城デビューとアルタミラ家

    【内容:アマゾンから転記】
    役立たずなんて言わせない――魔物がはびこる辺境が、私の「居場所」です!

    家族に虐げられ、身代わりに魔物がはびこる辺境へと送られたルアーナ。
    無駄死になんて絶対嫌!と隠していた光魔法の使い手として自分を売り込み、やがて聖女として認められるように。
    「俺が必ず、守ってやる」辺境伯家子息・ジークハルトのツンデレな優しさに、人の温かさを思い出して……。
    そんな時、かつての家族と再会して!?
    私の「家族」は辺境伯家だけです!
    捨てられ令嬢が本当の幸せを掴む、下剋上ストーリー!

  • ケンカップルな主役2人に、そんな2人を見守るクロヴィス様。
    ルアーナはジークやクロヴィス様との血の繋がりはなくとも、実家よりもちゃんと「家族」として受け入れられていた。
    捨てられまいと必死に光魔法を駆使して奉公していたルアーナ。
    そこまでしなくても大丈夫だと、作中でも様々なキャラが言い聞かせていたが、彼女自身がそれを受け入れるまでは結構時間がかかった印象。
    ジークのお母さんが復活してから家族度合いは更に加速したから、何とか追いついた感じ。
    クロヴィス様が彼女の前だと妻溺愛のバカップルになったのには驚いたが。
    え、あなたそういうキャラだったのか。
    ジークのお母さんキャラが割と軽いので……感覚は近所の面倒見のいいおば様みたいな感じ。

    前述通りケンカップルな二人を見守りつつ、ルアーナの望む「家族」は「居場所」は何ぞや、その答えを見つけていく話。
    ルアーナの実家組がクズなのは言うまでもないが、対して彼らに対する「ざまあ」展開がぬるかったなあと。
    そもそも実家組の頭が悪いので。
    上記に限らず、全体的に設定や展開が軽めなので、さくっと手軽に読めるライトノベルだった。

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著者プロフィール

作家。webをメインに作品を投稿。書籍化作品に『不死鳥への転生  ドラゴン倒せるって普通の鳥じゃないよね』など。

「2023年 『生贄として捨てられたので、辺境伯家に自分を売ります ~いつの間にか聖女と呼ばれ、溺愛されていました~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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