クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった4 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 100
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041137314

作品紹介・あらすじ

『クラスで二番目に可愛い』朝凪海と俺・前原真樹は、この春二年生になった。
海とは別のクラスになってしまったけど……登校前の30分は、変わらず大事な恋人同士の時間。
廊下越しにスマホで交わすメッセージもなんだか新鮮だ。
海の新しい友達に“彼氏くん”として迎えられたり、拡がる人間関係に戸惑いつつ、期待に胸が高鳴りもして――。
そんな俺のクラスには、天海さんの他にもう一人目立つ人物がいた。
遅刻常習犯でいつも冷淡な荒江渚。
天海さんが話しかけても無視するばかりで、クラス一丸とは言い難い中、クラス対抗球技大会が迫り!?
手を取り合って、ぶつかって。青春と恋が芽吹く第4巻!

感想・レビュー・書評

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  • 応援フラグからの最後、思ったとおりの展開で胸が苦しい。
    どう転んでも切ない終わりの未来しか想像できないんだが。
    ドロドロ関係は嫌なんだが〜。

  • ■書名

    書名:クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった4
    著者:たかた (著), 日向 あずり (イラスト), 長部 トム (イラスト)

    ■感想

    4巻です。
    2年生になった真樹、海、夕たちのエピソードですね。
    と言ってもほんの1か月間のお話です。

    それぞれが別のクラスになり、それぞれの人間関係を構築していく様は、現実に
    沿っていると感じます。
    もう昔のことであまり覚えていないけど、友達作りってそんな感じだったかな?と
    思います。個人的に、高校生までで深く友達になった人っていないんですよね。
    高校生の頃、自分はそんなに人見知りではなく適当にやっていたと思いますが、
    大学卒業後ぐらいからは、人嫌いというか人見知りになりましたね。
    学生と社会人で人との付き合い方がガラッと変わるので、そこら辺が原因かも
    しれないですね。
    学校ではなくバイトで出会った人が一番長く続いている友達という変な関係でした。
    今考えると、結構無意識に壁を作っていたり、踏み込まなかったりしていたんだろう
    な~と思います。
    あと、振り返ると、昔から「過去に興味が無い人間」だった気がしますね。
    中学、高校卒業後に、それでも連絡を取りたいという気持ちになることがまあ無かった。
    ただし、大学については別で卒業後も何年間か、結構あっている感じでしたね。
    さすがに色々な環境が変わってきたので、会うことはほぼ無いけど、けど会えばなんか
    普通に話せるだろうな~という感覚はあります。
    中学、高校の人は会っても何話していいかわからんし、話すこともないという感じですね。
    むしろ初めましてとして、新しく色々話す感じしか想像できない。
    本当に、中学、高校の記憶ってほとんどないし、顔、名前すらほぼ覚えていないので。
    まあ、同窓会とか行かないので、そういう機会もあるとは思えないけど。

    自分の想いを記載してしまった。

    本の感想としては、こういう記憶が読み起こされる程度に自分の感情を揺さぶられた作品
    です。
    と言ってもライトノベルですから、崇高なものは一切ないです。
    そんなの当たり前。

    2年生になったみんながそれぞれ悩みながら素直に感情を表現しくいく様は、読んでいて
    清々しい感じがします。

    個人的に最後の夕のエピソードが気になりますね。
    さすがにここから三角関係とかにしてもあまり意味ない気がするので、その展開だけは
    止めて欲しいけど、多分そうなるのかな?
    多分、三角関係というよりは天海夕の一方的な初恋と失恋と成長を描く感じですかね。
    この小説の空気的に、海と夕の仲が決裂することはないと思うし。(悪くなって仲直りという感じかな?)


    本作は今までに比べ、真樹と海の甘い話が少し少ないかな?

    次の巻も楽しみにしています。

  • 徹頭徹尾、天海夕が荒江渚を尊重することは一度もなかったな、と。

    渚が自身で折り合いをつけきれておらず、考えるために立ち止まり向き合っている過去の経験を、夕が無断で掘り返して、人間関係に恵まれた自分と同じスピードで歩き同じ方向を向くことを強いたのが今回の話。
    そんな強引な迫り方で、もしも渚の心に取り返しの付かない穴が空くようなことがあったとき、夕にその責任が取れるようには思えなかった。

    「攻略対象のゲームキャラ」のような一方的な対峙のやり方は、第1巻で好ましいと感じた部分と正反対を行ってるように見えて、寂しいな。

  • 二年生に進級しクラスが分かれてしまった真樹と海がそれぞれ新しい人間関係を築いてく第4巻。球技大会でクラスが違う親友どうしの海と夕がライバルになり切磋琢磨するとともに、夕が新たにクラスメイトになった問題児・荒江渚と向きあう今回です。正直に言って渚の言動には辟易しましたが、彼女に真っ正面から対峙する夕の強さには惚れ惚れとしますね。普段見せる天使のような可愛らしさだけでなく、しっかりと芯の強さを持っているところに改めて魅力を感じます。さて今回、渚との関係に悩む夕をサポートしたのは親友の恋人・真樹となれば、彼の存在が夕の中で大きくなってしまうのは必然。それが彼らの関係にこれからどう影響するのか。続きがとても気になります。

  • 学年上がり二年生、学校あるあるのクラスマッチのお話(球技大会)
    カクヨムではここ辛くなってとばしちゃってたんですよね。でもグッドエンディングで良かった。
    この巻のMVPは夕ちゃんです。

    最後の最後のエピローグに大爆弾ぶっ込んで来たので正直不穏感満載ですけどさ、頼むよ

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著者プロフィール

2019年web小説投稿サイト「カクヨム」に連載していた「生産・加工スキルが超有能なので、裏から世界を牛耳ってみました」が「第四回 カクヨムWeb 小説コンテスト 異世界ファンタジー部門 特別賞」を、「すべてをあきらめた女騎士がかわいすぎる件」が「第四回 カクヨムWeb小説コンテスト ラブコメ部門 大賞」を受賞。

「2023年 『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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