幸せになりたいオメガ、騎士に嫁ぐ (Ruby collection)
- KADOKAWA (2023年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041137413
作品紹介・あらすじ
「いつか幸せになってやる」が口癖の宿屋の下働きランティ。ある時、同僚が見すぼらしい男を助けたら、後に騎士として迎えに来て、見事玉の輿に。それを見て、「ぬかったわ!」と悔しがるランティ。貪欲に幸せを求めるランティは、次こそは自分が騎士に見初められるのだと意気込む。そんなある日、身なりは質素だが筋骨隆々な美丈夫・ガォルグのことを、身分を隠した騎士だと勘違いし、猛アプローチする。しかし、結婚後にガォルグが正真正銘、木こりであることが判明。それでも前向きなランティは生活改善に取り組み、幸せになることを諦めない。思い込んだら一直線の頑張り屋なランティに惹かれるガォルグだったが、何やら秘密があるようで…?
――これは努力家で真面目なΩが、勘違いから木こりと結婚して、幸せになるまでの物語。
感想・レビュー・書評
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BL。受けは勘違いで人生決めちゃった流れにクヨクヨせず前向きだし、攻めも受けの勘違いを受け入れて献身的だし、結果お互いにとって必要な人に出会ったねって感じ。主人公の向上心があってこその物語だけど、どんな環境でどんな人に囲まれて生きるかって大切だなぁと思った次第です。
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とてもよかったね。
とにかく伊達先生の作品は、癒しとか元気が湧くとか、ただただ可愛いとか、もうプラスの感情しか出てこないのかっ!ってくらい幸せなお話が多いよね。
愛に溢れた長編大好きです。
今作も、前向きで萌え要素満載で時折重要なポイントでオメガバである事が作用したり、キャラが立つ素晴らしいお話でした。 -
登場人物紹介で背負子を担いだ攻めは初めて見ました(笑)木こりなのでしょうがないですが。そんな木こり攻めと、彼を騎士だと勘違いして嫁いだ受け。なんだか割れ鍋に綴じ蓋的な夫婦で、要所要所笑いながら最後まで楽しく読了しました。自分の力で這い上がっていく主人公に好感が持てました。本間先生の描く攻め、色気が迸ってて大変良き。