本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041141434
感想・レビュー・書評
-
数学がどのような流れで今の形になったのか。数式を抑えて、概念の変遷を中心に、わかりやすく丁寧に書かれている。
数学史というわけではないけれど、数学というものを俯瞰的に捉え直すことができて楽しい。
昔、ベルの「数学を作った人々」で人を中心に数学をながめ、吉田洋一と赤攝也による「数学序説」やクーラントとロビンズの「数学とは何か」などで数学の内容をもって数学をながめたのとはまた違う満足感がある。
ただ、終盤19世紀以後が駆け足で過ぎ去ってしまい残念。丁寧に書くとそれだけで分厚い本にならざるを得ないだろうから仕方ないかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示