朱黒の仁 1 (単行本コミックス)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.23
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本棚登録 : 166
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041202760

作品紹介・あらすじ

戦国時代最強の武将、真田幸村。豊臣方で武士としての行き方を貫く幸村と息子大助。徳川方で真田の名を遺そうとする兄信之。それぞれの生き様を『天地明察』の著者・槇えびしが描く、ファン待望の角川初コミックス!

真田一族の生き様を描いた未完の名作が「コミック怪」で連載再開!2012年春号には完全書き下ろし‐四ノ巻‐が掲載されています。

感想・レビュー・書評

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  • 天地明察をコミカライズした槇えびしさんの作品。
    2014/2/24 第1巻読了。面白かった!そしてこの人の絵、好きです。負け戦なのは分かっているし、あとがきにも「真田幸村の死に様を描く」って書いてあったので、読んでいても切ないばかりだけど。全3巻の予定でまだ第1巻。2年に1冊くらいのペースでしか出なさそうなので、続きが待ち遠しい。。。
    2014/07/08 第2巻読了。
    2016/1/13 第3巻読了。『天地明察』に続いてこちらも完結。掲載誌の休刊などで結末まで読めるのか心配でしたが、大河ドラマ真田丸が始まったこのタイミングで完結。うれしい。真田の生き様に泣きました。そしてこの方はほんとに絵がうまい…!

  • これは良かった。槙えびしさんの絵だからと思って買ったけど、真田幸村はじめ戦国の世を生きた武士の、戦いがいかに彼らの人生、心の糧になっていたかというのが切なくて、それでいて面白い。
    幸村の息子の真っ直ぐさもいいし、ところどころに出てくるちょっとお茶目な場面も楽しい。
    一番面白いのは、豊臣方の滅びるべくして滅びたその経緯が幸村の目(若しくはその倅)を通して読めることかも。
    まだ1巻。
    3巻完結の予定だそうですが、続きが楽しみです。

  • 槇さんの絵が好き、しかも真田のお話ということで購入。

    予想以上に面白かったです。
    とにかく幸村がかっこいいです。
    絵が綺麗なのはもちろん、お話も変に間延びなどしておらず、テンポ良いです。次巻も楽しみです。

    しかし、この値段でこの薄さ、出版業界も厳しいんだろうなぁ・・・

  • 真田熱いな。今まで、大助がここまでフューチャーされた作品は読んだことなかったので、父としての幸村がよく見えて面白い。

  • 表紙が気になり手に取ったら、知っている作家さん・・・しかも内容が真田幸村。悩んだけど買って良かった!細かい史実はわからないけど、登場人物が魅力的(この方は原作付じゃない方が良い気がする・・・)だし続きが気になりますwそしてカラーがメッチャ好みでしたww

  • 作家さんと、好きな武将のお話みたいだったんで、思わずジャケ買いした1冊。

    いやぁ、アタリでしたわ。
    なんと言っても幸村が格好良すぎ!

    早く続きが読みたい!!
    けど、掲載誌は隔月で、その隔月誌の隔号掲載らしいから、次の巻はいつになることやら…。

  • 『天地明察』のコミカライズ版で著者を知った後、本屋で見かけて購入。えびしさん×真田幸村。ひたすらカッコイイ。引き込まれる。

  • 大坂の陣にて死に花を咲かせる真田幸村の話。いやそこは信繁だろうと思ったけどまぁ幸村でもいいのかな。
    あぁやばい。これはヤバい。すでにもう傑作だ。素晴らしい。
    珠玉の名作だってよ。
    真田の死に様見せてもらいましょうか。

  • 『天地明察』のコミカライズも楽しんでおりますが、こちらは個人の新刊。
    歴史物流行と言われる昨今。自分も興味はある方ですが、昔齧ったのは新撰組辺りだったので、それ以外は教科書程度の知識。人気者らしい真田幸村という人もそこまで自分の中で「こんな人」という像はできていません。だからこそ読みたくなったのもあり。
    関ヶ原で徳川方に残った兄と、豊臣側となった弟が、その後それぞれ違う道で真田の名を残そうとした話。

    歴史物は最終的には死が見えているものが多いので、ある程度覚悟はしていたんですが、これはもう「死に様を描く」話らしく…初っ端からラストを考えちゃってどうにも泣きたくなる。まだまだ序盤で、まきえびさんのちょこちょこっとしたユーモラスな表現とかが可愛らしくて笑えたりするけれど、楽しければ楽しいほど、かっこよければかっこいいほど苦しくなる。

    予定では全3巻だそうです。そのくらいのボリュームなら耐えられるかな…。続刊がとっても楽しみだけど、死にモノは精神的にダメージを受けるので毎度ジレンマ…。でもそのジレンマに呻きながらもやっぱり続きが楽しみです…うぬぬ。

  • 『武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり』


    人物を描く無駄のない線
    見事なモノクロ背景
    落ち着いたカラー

    物語になんて ぴったりな作画なんだろう・・・

    特に背景の妙
    一ページ一ページ、隅から隅まで見惚れてしまう。

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。装画に『さよ 十二歳の刺客』、『星の旅人』、漫画に『天地明察』、『朱黒の仁』、『魔女をまもる。』他作品多数。

「2019年 『万人の父になる 佐竹音次郎物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

槇えびしの作品

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