ひとり身ポッチ (角川文庫 緑 489-3)

著者 : 桃井かおり

• KADOKAWA (1985年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[todayuさんの感想 · 2013年8月6日]

桃井かおり。すごいね。過去に出演した映画の撮影時に、自分がどうだったかを語っているのですが、。
本人も言ってるんだけど、ホントはどうだったとか事実なんてどうでもよくて、私が覚えてる印象がどうだってのがホントだからって。いやぁ、あっぱれ。
そして、過去の自分を、あそこまで「ばかだよねぇ」って言えるくらいになってるあたりがさ、この人はちゃんと進んでるんだなと思わせる。

著者プロフィール

1951年東京生まれ。12歳から英国にバレエ留学。高校卒業後、文学座附属演劇研究所に所属。「あらかじめ失われた恋人たちよ」（71）で映画デビュー。ロブ・マーシャル監督の「SAYURI」（05）でハリウッドデビュー以降、海外作品にも出演。自身の短編小説を映画化した「無花果の顔」（07）で長編監督デビュー。ベルリン国際映画祭でNETPAC賞受賞。「火 HEE」（16）でロサンゼルス日本映画祭監督賞受賞。歌手、プロデューサー、デザイナー、エッセイストなど多くの顔をもつ。08年紫綬褒章受章。

「2021年 『かおり的家ご飯』 で使われていた紹介文から引用しています。」