町 (角川ホラー文庫 19-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 109
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041500538

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな異界もの。

    読み始めで、おや?まさかのクトゥルフ展開?この作者ならありえるかとそっち方向への期待が膨らむ。
    読み進めるうちにまさかのあのオチじゃないだろうなと不安がちらり。
    結果…、そうなるかぁ〜〜。

    もうちょっとがっつりホラーとしての結末が欲しかった。
    途中までしっかり地に足が着いていた物語だったのに、結果、幻想的な方向に振っちゃったね、結局なんかビジュアルで押してあやふやで終了。

    神社であーなったのになんで熱湯でただれてるんやろ?
    そうゆう細部も雰囲気で書いてるやろ。

  • 内容紹介
    貴広は、恋人の知佳子を殺すため、彼女を小さな町へドライブに連れ出した。だが、たどり着いた町は、何かがおかしかった…。

  • じわじわ来るものかと思ったら、スプラッター系のホラーだった。

  • 千と千尋の神隠しを思い出す。
    怖い話にしようと思えば、できる。
    登場人物を描写すれば怖くなる。

    筆遣いひとつで、ホラーにもなれば、ファンタジーにもなる。

    知らない町そのものがホラーなのだと思った。

  • ホラー系の小説が読みたくてこの本を購入しました。内容としては特にひねりや驚愕のオチがあるわけでもなく…。表現が少し生々しいせいか、どちらかというと全体的にグロテスクな印象を受けました。読んだあとの感想として簡単に言えば「ストーリーよりグロテスクな表現でホラーを演出している」といった感じですね。そういうのが苦手でなければ暇潰し程度に読むくらいがちょうどいいのではと思います。ただし期待はあまりしないほうがいいがも…?

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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