- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041665107
感想・レビュー・書評
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久々の『アルスラーン戦記』である。前作『旌旗流転』から何と約7年半ぶりで、まだ読書メモすらとってない頃に読んだきりである。
従って主要な登場人物―中にはそれさえも忘れてしまった者もいたが―以外はほとんど覚えていなくて、読書中に作った登場人物リストを傍らに置いてそれをあたりながらの読書となった。
また内容も作者もその辺の事情を考慮してか、各々の登場人物の再紹介的な、細々としたエピソードから組立てられたような感がした。
筆力は未だ健在らしき所が伺えて嬉しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アルスラーン戦記、シリーズ10巻です。
本巻は部下たちのいわば外伝的なお話が多かったように思います。
まあ面白かったけど、本筋の話に進展がなかったのが残念。
ですが魔物たちの活動がいよいよ活発化してきて、敵は隣国だけにとどまらず次巻は忙しくなりそうな予感です。
ファンタジーとはいえ、私はあまり魔物とかは好きじゃないんですけどねー
どうなることやら。。 -
ヒルメス、まだ諦めない。しぶといなあ。かっこ悪かった過去も乗り越えてどんどんかっこ良くなる。しかも成長している。第二部入ってから、血統や正統を語らなくなる。では、その隙間には何が原動力としてあるのか?
そこは只今復讐心で埋まっているが、さらに変化するのか。もしかして共闘もあるのか? -
アルスラーンは平和だな。でも、いつか終わってしまうのがわかってて平和を味わう、さみしいなと思う。
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この巻、校正が不十分だったのか人名の誤植が目立つ。前巻刊行から時間が相当開いたためか文体もやや変わっていて戸惑う。
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妖怪変化が跋扈する世界になってきた。正直、正当派ヒロイックファンタジーの第1部の方がおもしろい。まあ、話は複雑に絡み合っていろいろな場所でいろいろな展開をしている。
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白馬などを舞台とした作品です。