人形の墓: 美内すずえ作品集 (角川ホラー文庫 601-3 ホラーコミック傑作選 第3集)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041924020

感想・レビュー・書評

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  • サスペンス4本。
    息もつかせぬよく練られた展開で、読み終わった後は達成感と脱力感でいっぱい。
    表題作の人形の墓は、ぞくりとしたり切なくなったり、非現実の世界だけどふと共感したり、と一番印象的。どの主人公の少女も、生きたいという思いが強くて、読んでいると元気がもらえる。

  • 何度もくり返し読んでいる一冊。
    表題の他に短編を3本収録。
    すべて主人公は、美内先生が描く「少女」。
    怨念、超能力、霊魂、犯罪、
    どれもこれもダイナミック、でも緻密なホラーの傑作選。
    目の中に星がたくさんあったり、
    登場シーンでは、背景に花を背負っていたり、
    細かく描き込まれた背景などなどに、テンションが上がる。
    個人的には、30年以上前の少女漫画が大好きなので、
    現実的で、淡白な最近の漫画を読んでいると、
    ときどき無性に読みたくなる一冊。

  • 普通に死体の描写がある!

  • ガラスの仮面はいつ終るのでしょうか。

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著者プロフィール

1951年2月20日生まれ、大阪府出身。16才の時、「山の月と子だぬきと」が集英社「別冊マーガレット」で金賞を受賞し、高校生漫画家としてデビュー。 1976年から連載の「ガラスの仮面」(白泉社)は、少女漫画史上、空前のロングセラー作品として、各界から絶大な支持を受け、TVアニメ化、ドラマ化、舞台化されている。伝奇ロマン「アマテラス」(白泉社)では、自らの神秘体験を盛り込んだ作品として知られる。『妖鬼妃伝』で1982年度講談社漫画賞、『ガラスの仮面』で1995年度日本漫画家協会賞優秀賞。

「2023年 『人形の墓 美内すずえ作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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