覇者は何処へ: 若き英雄アイルトン・セナ (角川文庫 さ 30-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041941010
#F1

感想・レビュー・書評

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  • サンマリノGPの悲劇
    あの時、私は高校生でした。
    そしてF1が大好きでした。
    セナがめちゃ強くて、かっこよくて

    あの日も日曜日の深夜、ドキドキしながら、F1のエンジン音に夢中でした。
    あの日、セナのマシンが壁に衝突し大破しました・・・
    そこで映像が固定されたまま、ずっと映し出していたのを記憶しています。 

    何が起きたのか理解できず、レポーターが涙声でセナの死を伝え、それで、私も涙が止まらなくなり
    その日、一晩中寝れなかったことを記憶しています。


    この本は、ホンダF1監督、桜井氏の著作です。
    技術面のみならず、人と人とのかかわりも非常に大切にし、チームをけん引された方です。

    桜井氏がいた最強のホンダと、その後、F1に復帰を果たしたホンダを比較しながら読むと
    面白いと思います。



    マクラーレン・ホンダ強かった。。

  • 初版1989年に刊行された「ファーステスト・ワン」を改題してセナへの追悼文をプラスした本。もともとのファーステストワンにはセナの死の影は全くない。セナと桜井さんの仲の良さが伝わってくる明るいものだった。そしてセナが逝ってしまってから、桜井さんの追悼文が巻頭についた。まだセナの死が生々しい傷だった。そして改題された「覇者は何処へ」は、セナの喪失感こそ濃くなっているが写真も入り、最後の対談も入り、セナの死を受け入れた構成になっている。

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