覇者は何処へ: 若き英雄アイルトン・セナ (角川文庫 さ 30-1)
- KADOKAWA (1994年8月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041941010
感想・レビュー・書評
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サンマリノGPの悲劇
あの時、私は高校生でした。
そしてF1が大好きでした。
セナがめちゃ強くて、かっこよくて
あの日も日曜日の深夜、ドキドキしながら、F1のエンジン音に夢中でした。
あの日、セナのマシンが壁に衝突し大破しました・・・
そこで映像が固定されたまま、ずっと映し出していたのを記憶しています。
何が起きたのか理解できず、レポーターが涙声でセナの死を伝え、それで、私も涙が止まらなくなり
その日、一晩中寝れなかったことを記憶しています。
この本は、ホンダF1監督、桜井氏の著作です。
技術面のみならず、人と人とのかかわりも非常に大切にし、チームをけん引された方です。
桜井氏がいた最強のホンダと、その後、F1に復帰を果たしたホンダを比較しながら読むと
面白いと思います。
マクラーレン・ホンダ強かった。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初版1989年に刊行された「ファーステスト・ワン」を改題してセナへの追悼文をプラスした本。もともとのファーステストワンにはセナの死の影は全くない。セナと桜井さんの仲の良さが伝わってくる明るいものだった。そしてセナが逝ってしまってから、桜井さんの追悼文が巻頭についた。まだセナの死が生々しい傷だった。そして改題された「覇者は何処へ」は、セナの喪失感こそ濃くなっているが写真も入り、最後の対談も入り、セナの死を受け入れた構成になっている。
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