世にも奇妙な物語 小説の特別編 (角川ホラー文庫 76-1)
- KADOKAWA (2000年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043560011
感想・レビュー・書評
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うーむ
短編小説がいくつかあり、
最後の小説以外は、全て飛ばしと読みました。
あまり面白くはなかったです。
個人の感想です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023.08.05 読了。
映画のノベライズ作品。
『雪山』がめちゃくちゃ怖かった。
映画版が観たくなる。 -
300円購入2002-01-13
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「雪山」
雪山旅客機事故の生存者達のデスゲーム。各登場人物がテンプレ通りの性格であまり面白みが無い+話の流れに大きなどんでん返しを感じられず、あーまーよくあるよねこの手のショートショート。で印象が止まった。
文章の書き方も、割と可もなく不可もなく的な。
*ネット上で見られる映画版のあらすじや感想、解釈と照らし合わせるとこのノベライズのラストの場面の書き方、微妙じゃない?…っていうか解釈かなりズレてない?という疑問。
「携帯忠臣蔵」
天才プログラマの手で携帯電話が過去に送られる→その電話を通じて自分の運命に所縁のある歴史上の人物に歴史通りの行動をさせないと、自分が消えてしまうことになる。ここまでは台詞にもある通り「ベタなSFっぽい」。
主人公がやりとりをするのは、まるで威厳がない軽い男・大石内蔵助。彼に討ち入りを果たして貰わないと主人公は存在が消えてしまうわけだがそれは言い換えると大石内蔵助を死に向かわせることでもある。このキャラクター選びと、電話を通じた2人のコミカルなやりとりの雰囲気、そしてラストへの向かい方、物凄くフジテレビのドラマっぽいなと思ったら君塚さんの名前があった。
…歴史好き、忠臣蔵好きから見てかなり物足りない点があるというのもわかるし、軽くて読み(観)易いなというのもわかるし。まあ、ドラマのノリってこんなもんじゃないですか?感。
「チェス」
スーパーコンピュータとの対戦に負け、チェスにまつわるものを見るだけでも発作を起こす状態になり浮浪者になっていた元世界チャンピオンの男が、謎の老人に呼び出される。その目的は「チェスを指すこと」それは老人とのチェスの勝負の展開次第によって現実の人間が目の前で刺し殺される恐怖の3Dチェスだった。
規模的にドラマ版では不可能と判断されて映画版に、となった話らしい。確かにスケール的にそうかも。この四編の中では一番「世にも奇妙な」テイスト強い話。
「結婚シミュレーター」
結婚前のカップルに結婚をシミュレーションしてもらうコンピュータ、ある一組のカップルの顛末は。
これも基本は典型的な設定。やっぱりフジテレビだねえコレ、な締めだと思う。
映画版で三谷幸喜が各話を繋ぐストーリーテラー部分の脚本を書いていたらしいので、それが気になって本を買ったけれどその部分はノベライズ無し。今度映像を確認しよう。 -
雪山、結婚シュミレーターは秀逸
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「雪山」がもの凄く怖い。そして面白い。他は全然印象に残ってない。
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この本は色々な人が体験した話が書かれている本で、とても楽しいほんです
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映画のノベライズ版。チェスの話はああいうオチをつけなくてもよかったのでは。それだとハッピーエンドにならないけど(2002.9.13)