- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043861019
作品紹介・あらすじ
それまで元気に学校に通っていたこどもたちが、病気や事故のために入院する。あたりまえと思ってきた家族との団欒も、友人たちとの楽しいお喋りも、大好きだった釣りやサッカーも、その日を境に出来なくなる。先の見えぬ不安を抱きながら、こどもたちは精神的にも肉体的にも苦しい日を過ごさなければならない…長い入院を余儀なくされたこどもたちと教師が、病院のなかで学び、いのちと向き合う姿を描く。
感想・レビュー・書評
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今してる仕事は教育とは全く関係ないですが、自分の中の正義やこうあるべきという考えみたいなものは、あくまで自分の行動の指針にしたり自分を律する時に使うものであって、それを他人に押し付けることがないように気をつけたいなと思いました。
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「信頼できる他者」
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小学生の時に母がプレゼントしてくれました
記憶がほとんど曖昧なので
もう一度読み返したいです -
院内学級や病院訪問教育について。
作られたような悲しく素敵な話ばかりだけれど
どれもこの人の受け持った子供たちの話。
多くの人は毎日当たり前のように学校に行っているけれど
あと1年も生きられない命だとしたら。
それでも教育を受ける必要があるのか。
表題作が一番好き。 -
小さい頃の私とか。
私が憧れた世界とか。
私が諦めた世界とか。
私が諦めた人生とか。
そんなものをぱらぱらと思い出させてくれました。生きるって大きいなって。