全死大戦(2) 少女覚醒 (角川文庫 も 22-2)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043943265
作品紹介・あらすじ
乙女だらけのむせ返るような甘く生ぬるい学校生活の中、独自の方法でクラスメートの愛を獲得してきた荻浦嬢瑠璃、14歳。しかし、ある時期を境に、クラスの中心であった嬢瑠璃は、いつしかいじめの対象となっていく…果たして誰の差し金か?そして目的は!?壊れ始めた日常の陰に見え隠れする美貌の転校生、そして全人類を巻き込む"戦争"の姿を前に、嬢瑠璃は自らの目的と役割を自覚する!?新解釈の人類最終戦争、第2章。
感想・レビュー・書評
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2010 12/27読了。たぶん書泉ブックタワーで購入。
7月に@sakstyleたちと遊んだときに名前が挙がっていた本。なんとか年内に2巻まで読み終えられた、良かったよかった。
なんだかよくわからないメタテクストについてとか、「戦争」とか、言っていることの大きさの割にやっていることは学校1つの制覇と破壊とか、その時の評価通りにこれはライトノベルっぽいライトノベルだなあ、と思ったり。
でも新書版の発売は2008年なのか・・・ちょっと意外。
結局、2冊読んでも評価はいまいち定まらないが、嬢瑠璃ちゃんが可愛いのでもし続刊が出たら買う、かも?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元長柾木氏の「全死大戦?」を読む。
壮大なプロローグを経て、第二巻へ。
一巻の被害者とも言える浄瑠璃嬢の物語。
何とどう戦うのか?
明確な提示がなされ、新解釈の最終戦争の呼び声に、少し納得。
氏がどういう決着を付けるか、先の楽しみな作品かも? -
2010年5月14日 読了。
1巻とセットで借りたので……という。
読まずに返すのは主義に反す。
設定に慣れたせいか、話そのものの特徴のせいか、1巻よりは読みやすかったかも。『ライフ』みたいなイジメシーンなんかもなかなかそれっぽい(実際に立ち会った経験はないからイメージだけど)。
次巻を読むかは検討中。 -
1,2巻読んだんですけど、なかなかの読み応えでした。
ストーリーもまぁまぁ楽しめたから、続編を期待したいと思います。 -
1巻と2巻、まとめてかいときます。
まず、読みやすいモノではない。
言葉使いは平易ではなく、時にして難解。というか理解できない。
登場人物の名前も全てDQN.
だが、だ!
なんじゃこりゃ、と切り捨ててしまえないテーマはある。気がする。
1巻読んでる時点では気付きませんでしたが、2巻読み終わって「ほう!」と感じる部分はありました。
本当に、ちょっと前までは人間はもっとプリミティブに自分の欲望を満たしていたんだよね。。。
「武士道」http://booklog.jp/users/zilliora/archives/4003311817
の中にもあったんだけど、刑事制度司法制度が整う前の時代は、「仇討ち」ってのが認められていたんですよね。
「作用」に対しての「反作用」、その反発自体が人間を「法」によらず抑えていたワケで。
なんにせよ、続編希望。
このままじゃ消化不良もイイトコ。 -
むちゃくちゃなはなしだと思う
続きがでれば買う可能性はある