白隠 禅画の世界 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044000219

作品紹介・あらすじ

一度見たら忘れられない独特の書画で国内外の注目を集める禅僧、白隠。
ダイナミックでユーモラスなその禅画の世界には、臨済宗中興の祖として知られる
名僧が絵筆に託した「言葉に表せない真理」が秘められている。
タブーに切り込む幕府批判、仏教的主題のパロディ、
観る者を絵の中へ引き込む巧みなトリック、そして慈悲の心――。
白隠のメッセージを作品図版の分析から大胆に読み解き、
時空を超えた叡智を浮かび上がらせる。

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著者プロフィール

1945年生まれ。同志社大学卒業。財団法人禅文化研究所主幹を経て、2014年度まで花園大学国際禅学研究所教授。現在、同研究所顧問。専攻は禅学、日本文化史。
(主要著書)
『諸録俗語解』(編注、禅文化研究所、1999)、『江湖風月集訳注』(禅文化研究所、2003)、『白隠禅師法語全集』全14巻+別冊(禅文化研究所、1999~2003)、『白隠―禅画の世界』(中公新書、2005、角川ソフィア文庫、2016)、『白隠禅画墨蹟』全3巻(二玄社、2009)、江月宗玩『欠伸稿訳注』乾・坤(思文閣出版、2009~2010)、悟渓宗頓『虎穴録訳注』(思文閣出版、2009)、『「瓢鮎図」の謎―国宝再読ひょうたんなまずをめぐって』(ウェッジ、2012)、別冊太陽『白隠』(監修、平凡社、2012)、別冊太陽『一休』(監修、平凡社、2015)、白隠和尚『荊叢毒蘂』乾・坤(訳注、禅文化研究所、2015)、『新編白隠禅師年譜』(禅文化研究所、2016)、東陽英朝『少林無孔笛訳注』3巻(思文閣出版、2017~2020)。

「2023年 『一休宗純『狂雲集』再考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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