情報武装する政治

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044002862

作品紹介・あらすじ

インターネット登場以後、さらなる技術革新とその利活用により、政治家、政党のメッセージは、よりスマートな形で我々の生活に入り込みつつある。自民党を中心に各政党のメディア戦略の実態を解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 政治(主に選挙)のインターネット利用についての本。
    インターネット利用といえば、昔、ニコニコ動画で小沢一郎がニコ動ユーザーにむけたメッセージ動画を配信したのが印象的なのだけど、その話については触れてなかった(だいぶ初期の頃だったと思う。確か、民主党が政権を取る前)。
    ポスト・トゥルースという言葉は初めて知った。客観的な事実より、虚偽であっても個人の感情に訴えるものの方が強い影響力を持つ状況のことをいうらしい。
    なお、最近では新聞を抜いてNHKが「情報の信頼性が高い」「情報が正確である」と思われてるらしい。そうなのか。ちょっと意外。まあ確かに、吉田事件の影響といわれたら納得した。
    にしても、最近の共産党は若者世代を読書に想定した雑誌なんて作ってるのか。しかも、かなり爽やかそう。知らないうちに広報の雰囲気変わってるんだなぁ。

  • 東2法経図・6F開架 312.1A/N81j//K

  • 2018/03/24 23:54 ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルにて紹介。

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著者プロフィール

西田亮介(にしだ・りょうすけ)
1983年京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院/環境・社会理工学院准教授。博士(政策・メディア)。
専門は公共政策の社会学。著書に『ネット選挙——解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)、『無業社会——働くことができない若者たちの未来』(工藤啓との共著、朝日新書)、『情報武装する政治』(KADOKAWA)、『コロナ危機の社会学』(朝日新聞社出版)がある。

「2021年 『新プロパガンダ論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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