漢字文化の世界 (角川ソフィア文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044005771

作品紹介・あらすじ

古代人は、風と同系の「鳳」に、皇や王と同系の「凰」を組み合わせることで、「鳳凰」という風神の鳥=鳥の王者のイメージをつくりあげた。漢字という緻密な文字体系を支えている、鋭い観察力と言語感覚。身近な一字一字の成り立ちのなかにこそ、伝説や神話、農耕や牧畜に根ざした中国的世界観がみえてくる。漢和字典編纂の大家が中国文明史を概括することをめざし、生活や社会、政治、思想をもアジア的な視座でみつめた古典的名著。

感想・レビュー・書評

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  • 漢字を巡るためになる話。当然ながら話の背景の多くは古代中国の事であり、中国の歴史をある程度知っていないと完読できないと思う。という訳で、自分も完読するのを諦めた。

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著者プロフィール

[1915‐1985]昭和時代の中国語学者、中国文学者。大正4年9月20日生まれ。一高教授をへて昭和39年東大教授。45年東大闘争で全共闘側を支持し、学生の処分に抗議して退職した。のち早大客員教授、日中学院院長。昭和60年2月26日死去。69歳。三重県出身。東京帝大卒。著作に「漢字語源辞典」、編著に「学研漢和大字典」など。

「2020年 『漢字文化の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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