戦国関東覇権史 北条氏康の家臣団 (角川ソフィア文庫)

著者 : 黒田基樹

• KADOKAWA (2021年7月16日発売)

作品紹介・あらすじ

両上杉家の打倒、北関東への進出、武田信玄との抗争と越相同盟……小田原北条氏三代・氏康の時代は、戦争が広域にわたって展開され、それを支える領国支配の仕組みが確立された戦国大名の形成期であった。当主のもと、領国の統轄に当たったのが一門衆・家老衆らの執行部である。「関東王国」を支えた、最強といわれた家臣団の知られざる戦争と統治の人事の実態を明らかにし、北条氏の最盛期を築いた氏康時代の真実に迫る。

感想・レビュー・書評

[雷竜さんの感想 · 2021年7月30日]

　自分の住んでいる埼玉県にも多くの城があるが、それぞれには歴史があるので、この本が気になって読んだが、あまりに人命が多いのと、年代が西暦表示ではないので、読み辛い。典型的な歴史学者の本である。

著者プロフィール

1965年、東京都に生まれる。1995年、駒沢大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、駿河台大学法学部教授。著書に『中近世移行期の大名権力と村落』（校倉書房、2003年）、『戦国大名 政策・統治・戦争』（平凡社新書、2014年）、『百姓から見た戦国大名』（ちくま新書、2006年）など。

「2021年 『戦国「おんな家長」の群像』 で使われていた紹介文から引用しています。」