歴史と人物でわかる華麗なる朝鮮王朝 (角川ソフィア文庫 N 211-1)
- 角川学芸出版 (2011年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044064204
作品紹介・あらすじ
王妃の髪飾りは龍、その下の妃は鳳凰、尚宮は蛙など、衣装から装身具まで厳しいルールが定められていた朝鮮王朝。独特の装束や髪型には何が隠されていたのか。彼らはなぜ激しい権力争いを繰り返していたのか。国の根本を形づくっていた儒教の思想から、両班や女官の仕事内容、官僚制度の仕組みまで、歴代王や王妃のエピソードを通して、どこよりも詳しくわかりやすく解説。ドラマでは描かれない朝鮮王朝の真の姿がわかる。
感想・レビュー・書評
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李氏朝鮮時代の歴史や、朝廷を中心とした衣食住に関わるおもしろいトピックを拾って作った本。
ちょっとずつつまみ食いするような感覚だろうか。
チマとチョゴリのどっちが上衣だかわからない私には、初めて知ることも多かった。
王は政務と学問で忙しく、平均睡眠時間は三、四時間だとか。
そのためか短命な王が多かったとか。
でも一通り読んでみると、これだけではよく分からない、という気持ちにもなってくる。
通史とか、服飾史とか、もう少し詳しいものを読みたくなってくる。
新しい読書に向かわせる本なのかも。 -
「知れば知るほど~」のほうが少々食べ足りなかったので、もう1冊、今度はアマゾンで購入。
これはお値段の割には内容充実していて大いに満足。
ただ、朝鮮王朝時代の衣装とかイメージをはっきりさせたいモノについて言及している部分には、もっと図版が多かったらよかったなぁ。
そのためには、もっと写真も満載なほかのムック本などを…☆ってことで、このテの教養本はなかなか1冊でおなかいっぱいになるのは難しいのであった。(´ω`) -
韓国歴史ドラマを見た人なら、背景や歴史的流れが理解できるので、いいと思う。
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韓国の歴史ドラマにはまった人にはおすすめです。これを読んでからもう一度ドラマを見ると,より深く朝鮮王朝往事の庶民や両班の生活が見えてくることでしょう。