本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044073015
作品紹介・あらすじ
楊貴妃は豊満が美しいとされた唐代の美女の典型だった。剃り落とした眉にお歯黒が江戸の美女なら、同時代の清王朝では纏足が美人の条件だった。なにを美しいと感じ、醜いとするか、美人という基準は時代や文化によって違い、多くの謎を含んでいる。文学や絵画に描かれた美女のイメージ、化けて出る美女という異文化に共通する要素の不思議など、比較文化の視点から日中美人像の移り変わりを追い、「美女という幻想」に迫る。