- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044086060
作品紹介・あらすじ
二度の大戦や世界恐慌-闘争と破壊を繰り返してきた激動の20世紀。哲学者はいかなる影響を与え、社会変革を求めて立ち向かったのか。ニーチェ、ハイデガー、サンデルほか、現代を代表する15人の思想を、平易な文章でわかりやすく紹介し、ナチズムや共産主義、さらにはグローバル資本主義といった世界の情勢と共に鋭く読みとく。哲学者たちのキャリア・マップや彼らの著作案内も付いた、まったく新しいタイプの哲学入門。
感想・レビュー・書評
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著名な哲学者の考え方を概観するには凄く良い本。近所の哲学好きなおじさんからざっくばらんに話を聞いているかのような書き口が魅力的。
『世界を動かした哲学者たち』と併せて読むと、およそのメジャーな哲学者をカバーできる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それぞれの思想家の人物評が、ぶっちゃけたというか、身もふたもないというか、研究者としてはずいぶん思い切った物言いになっていて、ちょっとおどろいた。おかげで、おもしろくてわかりやすい。思想内容についても同様のことが言える。そして全体にシニカル。ラッセルの『西洋哲学史』をちょっと思い出した。
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哲学
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何度か読まないと理解出来ないみたいです。
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文章があまり学者っぽくなくてよい。
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哲学者の考えや生い立ち、そして参考図書が載っている。入門に良い。
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2013年67冊目
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現代哲学の入門書。哲学者たちの思想を通して、資本主義や共産主義、社会主義の流れなども分かりやすく説明されている。
各哲学者に関する主要な書籍が紹介されているのが有難いと思った。知識を広げるための出発点として役に立ちそうな一冊。