コンビネーション (角川スニーカー文庫 1-50 機動戦士Vガンダム Vol.4)
- KADOKAWA (1994年3月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044101503
作品紹介・あらすじ
ザンスカール帝国の女王。マリアがシャクティのお母さん。驚くべき真実を知ってしまったウッソは、母娘の目に見えぬ絆の前に茫然と立尽すしかなかった。そんな彼を必死に励ます子供達。その力に支えられて、ウッソは再度、シャクティと共に帝国脱出を計るのだが、皮肉にも今度は味方の空爆攻撃がふたりを引き裂いてしまう。遣瀬なさに襲われるウッソ。しかし戦局の拡大は、小年の苦悩を粉々に砕き、更なる悲劇へと導いていく。シリーズ第4弾、佳境へ-。
感想・レビュー・書評
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小説版ではあまり詳しく描かれてこなかったシュラク隊の顛末だが、ここへきてジュンコさんの恋物語が炸裂する。ラストにあれ持ってくる!?ここから黒富野全開の終盤へ流れていく予感。一度でも親子3人の団らんがあったのが救い。それも政治論議になってしまってはいるが……。ようやく出てきたカテジナさんはまだ顔見せ程度。最終巻でどう活躍(暗躍?)するのか期待。
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小説版オリジナル要素がより強くなっていると思います。V2ガンダムが出てこないかわりにセカンドヴィクトリーという機体が登場するのがその最たるところでしょう。個人的には、バイク戦艦が出てこないのが残念でなりません。もっともあれはスポンサーの強硬姿勢に富野監督が自棄を起こした産物らしいので登場しなくて当然なのかもしれませんが。そのおかげでVガンダムを象徴する「母さんです...」のシーンも変更になっていますので、それはそれでアニメより幾分ソフトになっているかもしれません。
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