百鬼夜翔空から奴がやってきた (角川スニーカー文庫 52-24 シェアード・ワールド・ノベルズ)

著者 : 川人忠明 友野詳 北沢慶

• KADOKAWA (2002年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

"スーリエ・ルージュ"のオーナーでさえ恐れる"最強の男"ジョニーが日本に現れた。彼はネットワークから逃げ出した妖怪を追ってきたというのだが…(第1話・空から奴がやってきた)。絵の中から盗まれた妖怪退治の剣。その行方を追ってヨーダイと雷蔵が走る!(第2話・魂の求める場所)。記憶喪失の少女を襲う化け物の正体は!?(第3話・光の檻より来たれ)。新時代ホラー・エンターテインメント、手に汗握る最新刊登場。

感想・レビュー・書評

[こまいぬさんの感想 · 2017年10月27日]

再読。

これまたほとんど記憶にない巻。

１話目、ほのぼの系な話。吹き消し婆とグレムリンを合わせる理由は？吹き消し婆が世を拗ねた事は太平洋を超えてまでもメジャーな話なの？

２話目、新たな設定紹介話。先祖返りってのもごろごろいる世界なのね。前シーズンでは出てこなかったのはこれも例の呪いのせい？

３話目、痛い描写が続く話。内容的にはあっという間に終わる話を延々と痛さで引き伸ばされた感じ。悪役もステレオタイプなナチス…。オーナーの正体は面白い。

著者プロフィール

グループSNE所属。『貞子怪談』などを手がける。

「2017年 『サクラダリセット 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」