ファントムアイン (角川スニーカー文庫 156-1)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 179
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044278014

作品紹介・あらすじ

「殺しなさい。あなたが生きるために…」一人旅でアメリカを訪れた主人公の少年は、偶然にも殺人現場に遭遇してしまう。しかもその犯人はマフィア最強の殺し屋"ファントム"であった。一切の記憶を封印された主人公は少女のもとで数々の暗殺術を学ぶうちに、いつしか組織最高の暗殺者として君臨する。凶暴で無法な世界に芽生え、銃声と硝煙でかき消されていく純愛の行方は-!?バイオレンスロマンの最高峰、ついに誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 引っ越しの時に段ボールから出てきた。虚淵玄の出世作である同名のPCゲームのノベライズ版。懐かしい。

  • アニメで知り、原作に手を付け、このノベライズを偶然にも平積みしていた本の山の底から見つけてしまったので、どうせと思い読んでみた。
    内容は原作の文章に沿った構成だが、あとがきにもある通りページの問題で部分部分が削られていた。そのため、作中の空気や雰囲気といった感覚が原作よりも(シナリオの量以外にも、音声や絵の演出の有無のせいか)物足りない。
    本来であれば、★5を付けるつもりだったが、上記の理由よりやむなく★を一つ減らすことにした。なので、本作は、「原作(ゲーム)に手を出してみたいけど、値段が高い(どんな雰囲気か判らない)から悩んでいる」人向けと言っていい。原作を一度プレイした人であるなら、別にこれといって手を出す必要性は無いように思われる。

  •  PCゲーム『Phantom』のノベライズ。ストーリーは基本的にゲームのものをなぞっている……と思う(うろ覚え)。
     作中に出てくる銃器の解説もある(ゲームの方にも同様にあったはず)ので、色々参考になる。銃器萌え。

     偶然暗殺者『ファントム』の姿を見てしまった主人公吾妻玲二は、彼らに拉致され、ファントムの下で、同じく暗殺者として犯罪結社『インフェルノ』のために仕事をするよう強いられる。
     二人目のファントム、ツヴァイとして。
     ツヴァイは過去の自分についての記憶を組織に奪われていた。しかしとあるきっかけで自分の名前や生まれた土地のことを知り、自分と同じファントム――アインにもまた、組織に奪われた過去と自由があったことを知る。
     二人はやがてインフェルノから逃亡し、二人で失われたものを探そうとするが……

  • 高校の頃読んで,思えば初めて自分で買った本だったかも。
    PCゲームも,ライトノベルも知らない頃でした。
    暗殺者,マフィアはたまたヤクザ……
    今思うとすげぇ内容だな……

  • 名作。

    それ以上の言葉は無粋。

  • 「人を殺して生きるしかない」記憶を奪われ、マフィアの暗殺者として生きていくことになった主人公"ツヴァイ"。数々の殺人を経て屈指の暗殺者に成長するが……。愛と狂気に"ツヴァイ"は何を見出すのか!?

  • 原作は、18禁カテゴリPCゲームとして、Nitro+(ニトロプラス)より発売された『Phantom of Inferno』。これはそのノベライズです。
    …しかし、ノベライズにあたっては少々問題のある箇所も…。メインルートである『アイン』のシナリオを中心に書き起こされているので、名シーンが端折られていたり、また独特の音響効果である銃声が文字で表現されているので、物足りなかったり…。
    それでも、名作は名作です。これを機会にゲームもやってもらえたら…と思い、☆は三つですがおススメ致します。

  • 06mmdd読了

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著者プロフィール

Nitroplus所属のシナリオライター。小説家。主な代表作は『Phantom PHANTOM OF INFERNO』『Fate/Zero』『白貌の伝道師』。

「2015年 『RPF レッドドラゴン 6 第六夜(下) 果ての果て』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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