涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044292058

作品紹介・あらすじ

夏休みに山ほど遊びイベントを設定しようとも、宿敵コンピ研が持ちかけてきた無理無茶無謀な対決に挑もうとも、ハルヒはそれが自身の暴走ゆえとはこれっぽっちも思っていないことは明白だが、いくらなんでもSOS団全員が雪山で遭難している状況を暴走と言わずしてなんと言おう。こんなときに頼りになる長門が熱で倒れちまって、SOS団発足以来、最大の危機なんじゃないのか、これ!?非日常系学園ストーリー、絶好調の第5巻。

感想・レビュー・書評

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  • エンドレスエイトを読んでたら、またアニメも見返したくなったよ!

  • アニメ版の中で有名なシーンが収録されています。
    小説ではできない表現なのでアニメ版見たくなりました。

  • 涼宮ハルヒ率いるSOS団が、夏・秋・冬に遭遇した事件?を描く中短編集。
    夏と冬の話は、このシリーズで描かれる「ハルヒ達のバカ騒ぎ日常ハイスクール生活」と「実はその隣にある結構ガッツリなSF」の配分が絶妙。特に夏は短編でキッチリ収まってるのがよかったです。
    少しずつ進む団メンバーの変化も楽しみですが、ハルヒは今回、ほとんど暴走してなかったような…。

  • #読了

    ハルヒシリーズ第5弾読了
    ショート(と言うほど短くもない?)ストーリー集だけど読み応えはあったー!!
    ラストのオイラーの定理とか知らなかったな
    知らないことを知るのは楽しい。

  • ハルヒが無理やり結成したSOS団の団員それぞれがSOS団を仲間として認識してきているのがわかる巻。長門に手を出す者に対して戦う意思をそれぞれ見せているが、ハルヒや世界ではなくSOS団を守ろうと最初に行動しているのは長門かもしれない。

  • 【再読】

    「エンドレスエイト」はアニメの印象が強すぎて、原作はこんなにあっさりだったっけ、、と少し拍子抜け。良くも悪くもアニメ版はスゴかった。
    今後の伏線になりそうな台詞がちらほらと出ていたけど、読み進めていくと何か動きがあるのかな。かなり前に読んだから全然覚えていない…。個人的には鶴屋さんの存在感が増すことに期待したい。

  • 夏、秋、冬な短編集。

    また夏? と思ったら、エンドレスだった、という。
    なんでもあり状態ですが、それをきっちり数えている
    それもすごいと思います。
    確かに、これは記憶にあったら混乱する。

    秋は、すっかり忘れていた隣の部長。
    卑怯技まで駆使したというのに…ご愁傷様。
    結構彼女の感情が見えてきましたが
    さらにぐぐっと。
    どこまで見せてくれるのでしょうか?w

    定番(?)の遭難な冬。
    夏の合宿と違って、増えた2名は置き去り。
    巻き込むわけには、ですし。
    さらっとオイラーが出てくるのにびっくりです。

  • 「消失」でもうやめようと思ったが続きを買ってしまった…

  • 第5巻
    「序章・夏」
    「エンドレスエイト」
    「序章・秋」
    「射手座の日」
    「序章・冬」
    「雪山症候群」

  • アニメを少し前に知って、続編を見たいと思ったので古本屋で購入。主にアニメ化されていない雪山症候群について。長門ですら把握できない事態に遭遇したりと面白い謎現象が次々に起こってワクワクしながら読み進めていたが、結末がつまらないと感じた。おそらくさらに続編を読み進めれば何かしら謎現象が起こった最もらしい解説が手に入るのかもしれないが、この本だけだとモヤモヤが残ります。特に最後長門が倒れちゃってどうすればいいんだって言う雰囲気の中でいきなりチープな数学がらみの謎解きみたいなのがはじまった時には正直冷めました。アニメ化がされないのも無理ないのかな…と感じてしまいました。
    いずれにせよ、アニメまでで止まっていた涼宮ハルヒの世界をひさしぶりに感じることができたというただそれだけでも読む価値があったなと思った。とりあえずモヤモヤを解消するためにも続編を読みたい。

  • wikiとかニコニコ大百科とかで見てたエンドレスエイトをちゃんと見れてよかった 思ったより短いのでアニメも見たくなるわね

  • エンドレスエイト
    射手座の日
    雪山症候群

  • これだけ異常現象に巻き込まれて普通に対処できるキョンはもはや一般人ではないのだろうな。

  • 長門有希の魅力が増していく。アニメ版のエンドレスエイトはすごかったのを思い出す。よくもまあ、あんなものを放送できたものだ。

  • 涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

  • エンドレスエイト
    コンピ研との対決
    雪山遭難

  • BSでアニメ版を観て「エンドレスエイト」をもう一度読みたかったため再読。以前読んだときはアニメ版を見る前だったのでするっと流れて行ってしまったけれど、アニメ版を見てからだと、ループの中の一回だという感じがより実感でき、決着の場面の安堵感が大きかった。最後の最後はきれいに落ちがついている。うまい! 「狂人の論理:狂った世界では正気の人間のほうがおかしく見える」は『このすば』でいうとめぐみんとゆんゆんの関係みたいなことかも。

  • 「雪山症候群」が絶妙。
    ミステリ&SFが掛け合っての展開が面白かった。
    「射手座の日」の長門の実は・・・な一面、
    「エンドレスエイト」のなるほどコレか!な
    クライマックスといい、
    どれも楽しい短編集。

  • 「エンドレスエイト」は、およそ2214分の1だけ長門有希になった気分が味わえるから、アニメ版に分があると思った。アニメ版で一番気に入っている「射手座の日」は、原作もおもしろい。
    収録作品:「エンドレスエイト」、「射手座の日」、「雪山症候群」、「あとがき」

  • アニメのエンドレスエイトはやり過ぎ(考えなさ過ぎ、あるいは考えすぎて外した)の感があったが、小説はそんなこともなく、SFテイストを加味した短編として、まあまあよかったんじゃないですか。ループものは他の作品にあるかもしれないが、その回数、ループ全部を知っている人物が存在すること、それが別作「消失」の伏線・補充になっているところは構成の妙というやつかもしれない。雪山編は捻りも利いていて良。先を読んでみないと意味がわからないところもありますが…。

  • シリーズの5作目。
    登場人物が個性的で把握しやすい。
    「雪山症候群」の「オイラーの多面体定理」が登場するあたりが面白かった。
    例えをふんだんに使用した一文の長い文体も、読んでいるうちに慣れて、気にならなくなる。
    むしろ楽しく感じてくる。
    「不可思議な状況にまきこまれる」という物語の筋も好きだが、それ以上に、言葉遣いや「例え」が好き。
    「ビザンチン帝国ユスチニアヌス帝位時代の名将ベリサリウスにも匹敵するのではないかと瞠目する獅子奮迅さ加減」
    ――ちょっと何言ってるかわからないものもあった。
    1作目から4作目も読んでみたくなった。

  • シリーズ5作目。中短編集。☆3.5。
    「射手座の日」と「雪山症候群」が良い。
    「雪山症候群」はミステリチックな設定で、がっつりSFしてた。

  • エンドレスエイト、射手座の日、雪山症候群の三編を含む。エンドレスエイト、射手座の日は共にアニメのほうが映像を伴う分、良く出来ていた。

  • (2015-09-15L)

  • 今回もSFしてますね。
    短編なので読みやすく、何も考えずにちょっとした空き時間にも読めていいかも

  • 小説 ライトノベル 谷川流 読書 角川スニーカー文庫 涼宮ハルヒ 短編

    夏休み~冬休みにかけての各季節ごと短篇集
    どの話も長門が退屈し、楽しみ、闘った話

    [夏:エンドレスエイト]
    アニメでは多くの人を悲嘆に暮れさせた内容だったようなので期待してたのですが、繰り返し話しなのですね。
    数万回も同じ日常を繰り返したりしたらエラーが蓄積したりもしますわな

    [秋:射手座の日]
    PC研との勝負。
    動作中のプログラム自体を改竄する方法なんて想像もつかないな・・・

    [冬:雪山症候群]
    孤島症候群(推理ゲーム)の雪山バージョンの前日譚。長門があそこまでやられてる場面ってのも珍しい。
    さすがにこの自体を夢オチで片付けるのは無理が在る気がするんだけどなあ・・・。
    はてさてこの事態の黒幕は誰なんでしょうかね。
    そして鶴屋さんは一体どこまで事態を把握しているのやら

  • 再読了。
    これでアニメ化してない話を一通り読み返せた。

    という訳でその『雪山症候群』だが、まぁあまり覚えていないだけあって、何だその謎解きはと言いたくなる。
    シリーズ中で古泉と長門が歩み寄るというためだけの話と言ってしまっても良いのかもしれない。

    『エンドレスエイト』
    アニメはやりすぎたが、やはり1回では「それ感(ネタバレを回避しようとしているのだ)」が無い。
    『分裂』でこの後やっている様な手法でマージさせてしまうのもアリだったのかなぁと思う。まぁ『分裂』書けなくなるけど。

    『射手座の日』
    これ、アニメで結構好きな話である。
    長門が大活躍する話は大概楽しい。

  • 2004年初版発行の『涼宮ハルヒの暴走』、その第五版(2005)でシリーズ5作目。収録は「エンドレスエイト」、「射手座の日」、「雪山症候群」。

    「エンドレスエイト」で、浴衣を着たみくるのかわいさについてハルヒは、「この可愛さはガチなゲイの男には通用しないの。男が百人くらいいたら五人はゲイなのよ。よく覚えておきなさい」という。15,498回近くもハルヒはこの台詞を繰り返したのだろうか。
    「雪山症候群」では、謎屋敷でSOS団それぞれの部屋に違うメンバーの幻影が現れ、古泉の部屋に現われたキョンは「あなたがやりそうもないようなことを、ね。」何が古泉の部屋で繰り広げられようとしたのか、想像かき立てられる究極の作品だ。
    「射手座の日」はハルヒシリーズのギャグパートとしてはかなり秀逸な作品。「よし、長門。やっちまえ」

  • 夏なので、エンドレスエイトだけ(笑)
    夏は夏らしく夏じみたことをしなくてはいけないのです(*^^*)

    アニメのエンドレスエイトも良かったなぁと
    振り返ったりしますね♪

  • ハルヒみたいな女子高生と知り合いになりたい!w

    とりあえず、ハルヒ可愛いです☆

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著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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