華麗なる復讐 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部 (角川ルビー文庫)
- 角川書店 (2004年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044346430
作品紹介・あらすじ
大成功を収めた圭のM響定期公演を見届け、後ろ髪をひかれる想いでローマに戻った悠季。そこへ圭から「出演依頼」の電話が。サムソンのエージェントだと名乗る宅島から伝えられたのは、圭が指揮する「スプラッシュ・コーラ」のCM限定オケへのコン・マスとしての参加依頼。そのオケとは、見栄え最優先、才能と美貌を併せ持った若手だけを集める予定と聞いて、悠季は-!?大人気シリーズ、いよいよ第6部スタート。
感想・レビュー・書評
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第6部1巻目。
圭の策略?でブリリアントオケのコンマスとしてCM出演することになった悠季の奮闘と帰国命令。
図書館に無くて読んだ順番が第6部全部を読み終わったあとになってしまった巻。
次巻の帰国後からの巻にブリリアントオケの話が端々に出ていて、そういう経緯だったのね、と分かった次第。
そういえば、記念にと圭のをかたどったナニを贈られているんだけど、実際そういう商品があるのかな(笑)いや後学の為に何となく興味がある(爆)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(あらすじ)
大成功を収めた圭のM響定期公演を見届け、
後ろ髪をひかれる想いでローマに戻った悠季。
そこへ圭から「出演依頼」の電話が。
サムソンのエージェントだと名乗る宅島から伝えられたのは、
圭が指揮する「スプラッシュ・コーラ」のCM限定オケへの
コン・マスとしての参加依頼。
そのオケとは、見栄え最優先、
才能と美貌を併せ持った若手だけを集める予定と聞いて、
悠季は―!?
大人気シリーズ、いよいよ第6部スタート。 -
フジミの6部。
今回から文庫書き下ろしになったそうで、お陰でへんに回りくどかったり、もたもたしてたよーなのがなくなってすっきりした。つかすっきりしすぎて、たったこれだけ?って思わないでもない<殴
多分、CMのために見栄えのいいのを集めてオケをつくるなんて無謀はないと思うし、その場になって、仕切る人がいなくて、出演者であるコンマスが仕切っていくってことは、常識としてないだろうと思うんだが、そのへんをしっかりリアリティをもって読ませるのが秋月こおの筆力だろう。
うん、この人は本当に、虚構とリアルの境がうまい。
とはいえ、今回は守村くん視点で(本編だから仕方ないけど)圭があんまり出てなくて淋しいかったww -
富士見二丁目交響楽団シリーズ〈第6部〉-01
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£0.50
状態・・・非常に良い、帯付き -
いけメンオーケストラに、なつかしの顔ぶれのソラくんやミスカも出演でおもわず顔がニマニマしてきてしまいました。
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主人公がバイオリニスト、サブ主人公が指揮者で、クラシック業界についても、わりと面白く読めるシリーズです。(こういうジャンル、というのを抜きにしては。。。)
第6部の始まりはアメリカが舞台。主人公のコンマスとしての苦悩が面白いです。 -
第6部スタートです。圭と悠季の性格がくっきりと浮き出ていて面白く読めました。次巻からは舞台が富士見へ。ますます楽しみです。
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悠季のがんばる姿がほほえましくてにこにこ読めたんですが、最後の作者のひっかけにみごとひっかかりうっかり泣いちゃったです。