アサガオ畑でつかまえて (角川ティーンズルビー文庫 5-1)

著者 : 久能千明

• KADOKAWA (1999年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

鈴木耕平、17歳。ただ今青春まっ只中!!のはずだったのだが、突然彼女から平手打ちの三行半を突き付けられ、連敗街道驀進中である。ここは、ひとつ初心に返って『理想』の理想像って奴を追究してみようと思った矢先、耕平は運命的な出会いをした。しかも、白アサガオが咲き乱れるなかで、それは突然向こうからやってきたのだ。おまけにその相手はなんと…!?愛は馬鹿ヂカラ、恋は無敵!学園バトル・ラブコメディ登場。

感想・レビュー・書評

[彩波（いろは）さんの感想 · 2011年10月15日]

　アサガオって、そのアサガオかよっ!!　って、ついうっかり突っ込んじゃったのは僕。
　ご注意ください、ギャグです、この話（苦笑）

　個人的に、この人の他の作品が好きだったので（シリアス）。
　かなり、期待してたんですが……
　やや、読み始めた当初は、このギャグ乗りに置いてきぼりにされてるような感じもしていたのですが。
　鳴海の家庭の事情とやら聞いて、やっぱり、この人の作品だ……と、思いました。
　この家庭背景をギャグの要素にしてしまうのは、やっぱりこの人の筆力なんだろうな……と、感心してたり。

　トータルでは、そんなに悪いものではなかったですが。
　ギャグのわからない人は遠慮しておいた方がいいかもしれない、小説でした（苦笑）