身代わり伯爵の脱走 (角川ビーンズ文庫 64-5)
- 角川グループパブリッシング (2008年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044524050
作品紹介・あらすじ
リヒャルトとの急接近に戸惑い、小麦粉をぶっ叩き続けるミレーユは、自らの存在が国内外に漏れた事を知る。ジークは「政略結婚をするか、後宮に入るか」という究極に最悪な二者択一をミレーユに持ちかけ、暴れるミレーユを拉致してしまう!!さらにリヒャルトの正体が判明し、彼はある決意を固めるが!?かくして『身代わり伯爵』の大波乱の脱走劇がはじまる!!ついにミレーユが初キッス!?怒涛の新章スタート。
感想・レビュー・書評
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新章、シアラン編。
リヒャルト=ヘタレ
みたいに思っててごめんなさい。
そのままガバッといってしまえー!って何回も思ったけど、そんな過去があったんだ。
楽しくアルテマリスに来たわけじゃないのは分かってたけど、思ったより重い過去だった。
リヒャルトの過去を読んで、大事な人を作りたくない、失いたくないから距離を置くという気持ちが理解できたような気がする。
でもそこは相手がミレーユだから、すごい勢いで距離を縮めてくる。そんなミレーユを更に好きになるのはしょうがないと思う。
この巻きゅんとした。
面白かった!
ミレーユも少しずつ、リヒャルトへの気持ちに気づいてきてるみたいだし。
早く次巻が読みたくなった。
あと、後宮からのミレーユ脱走中でのヴィルフリートの系図作りの感想、笑った!
私の中でのヴィルフリートはやっぱり好感度高いんだよねー。面白すぎる!
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再読中。シアラン編はなんでこうも胸がきゅんきゅんするのでしょう。ホントに苦しくなるからすごい。すれ違いやらかんちがいやら大切に思う気持ちが裏目に出るやら、でまだまだ2人がくっつくのは先だけれど、この後ますます盛り上がるのですよね。あーもう何度目だろう読み返してるのは。
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ついにシリアス展開に
エセルバートの正体とか、キリルとかたのしいな
もっとみんな活躍してほしいな
人が増えてきてちょっとごちゃごちゃしてきた -
ハナシが動いてきた。
がヒロインがどうしてそこまでするのかは伝わってこない。
どこを好きになったの?
何をしてくれたの?
男性側は、確かに、そこまで頑張ってくれたらって、ほだされちゃうのはわかるけど。 -
シリーズ第5巻
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脱走というよりは殴りこみ…。
そうですね、と納得してしまう次回へ続く、でした。
いやでも、ちゃんと途中までは脱走?
前に『大』をつけてもよい脱走だったかと。
前から引きづっていた話が、ようやく始動(?)しました。
覚悟を決めたヒロインと、いばらの道を突き進む事を決めたヒーロー。
このまま微妙に政治介入!? とは思いますが
すごいぞ王道ラブ、と呟いてしまいましたw
でも今回それほどいちゃつきが…。
何せ政治介入してますから(多分理由違うかと)
個人的には紅の人達が面白かったです。
あんたら何故にそこまで金額に詳しい、から
雪合戦の下りまで。
いやもうすごいと言いましょうか論点が違うといいましょうか…。
しかし己の基準から考えると、どう考えても令嬢じゃないですから。
背景知ってるのに、それでもそこにあてはめようって
馬鹿じゃないかと思いました、思いっきりw
でもいいんんじゃないでしょうか。
やってる事はあれですが、すごく平和に思えますし。
うん、やってる事はあれですけど…w -
シアラン編、一冊目
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謎が明かされた今巻。リヒャルトが不器用過ぎて、ミレーユが鈍感すぎて周囲が可哀想になる…(笑)ここから新章がスタートです。続きが気になる…!
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ミレーユの暴れっぷりが壮快!
自分でも理由を理解していないけど、本能のままうじうじせずに突っ走るのが好感を持てる!