- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044536015
作品紹介・あらすじ
買収の危機にある桐原物産の御曹司・桐原忍は、投資を持ちかけてきた外資ファンド代表を見て言葉をなくした。高嶺秀幸-密かに好意を抱きつつも、とある一件で忍の前から姿を消したかつての先輩。しかし、昔の面影もなく冷徹な取引相手として現れた高嶺は、投資の条件として忍が躰を差し出すことを要求してきた。「おまえの役目は、俺を愉しませることだ」。何かの罰のように忍の躰を蹂躙し、強烈な快楽で翻弄する高嶺。取引だけの関係。なのに、独占欲に似た熱情を滲ませる高嶺の視線に、忍の心は甘く疼き始めて…。
感想・レビュー・書評
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桐原物産の御曹司・忍が会社再建のために奔走する中、大学時代のあこがれの先輩・高嶺から外資投資ファンド代表として再建計画を持ちかけられる。
忍は高嶺とビジネスとして体の関係を持つ。やがて学生時代からの誤解も解けて心も結ばれる。
学生時代から7年ほども経っているのに、おたがいが忘れていなかったことにビックリ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
密約は淫らに甘く
誓約は密やかに甘く -
桐原物産の御曹司・忍は傾きかけた会社を立て直そうと奔走している。そこへ大学時代に憧れていた先輩・高嶺がファンドマネージャーとして顧問になると現れて。会社が持ち直すまでの契約で抱かれることを了承する。身体を重ねたことで昔からの思慕を募らせるが、その気持ちを高嶺に悟られたくなくて…。
内容そのものよりも、挿し絵が全く受け付けず;これは出版順で弟版もその後にあるのですが、一旦読むのをやめて弟版から読んだほど。同じ挿し絵師さんで弟版は読めてこちらが読めないはずはないと再挑戦。
受けのビジュアルが私の好みじゃなかったようです(笑)
内容は、大学の時に憧れていたにも関わらず、後輩と仲良くしキスしていた高嶺に“気持ち悪い”と言ったことがネックになり素直になれない。でも好き、という切なさを全面に出してます。大人だけど自分の気持ちに素直にならなかったらいけないよね…という話でした。 -
再会物の王道です。
会社の危機に、かつての先輩に助力を求め、見返りに
身体を要求される…
その後の展開は説明しなくてもわかっちゃいますよね??(笑)