華葬伝 ~Flower Requiem~ 下 (角川ビーンズ文庫 78-2)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044550356

作品紹介・あらすじ

輪廻の失われた世界で、残虐な幽鬼と必死に戦う「義人」の幽冥。最後の砦、贄人・繭の純粋さにふれ、命をかけて彼を守ろうとするが、神の復活を望む人々との間に衝突がうまれる。さらに、巧妙に仕掛けられた罠に仲間の義人たちがはめられていく。自分のなくした記憶こそが世界を護る鍵を握ると気づいた幽冥は-!?「-今度は、どうか私の手を放さないで」台湾から日本初上陸。四百年の時を越えた純愛ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 友達から借りた。上昇していたかのように思えた場の雰囲気がまさに奈落へと落ちていくかのように急激に、多くの人の命が失われていった。終盤、未来に進んでいるはずなのに過去に戻っているような感覚を覚えた。たくさんの言葉がリフレインして涙が出た。個人的にはとても読みやすい本だったと思う。

  • 上巻はかなりとっつきにくく、結構嫌々読んでましたが、下巻になって、怒濤の展開で最終的には面白く読めました。

    幽冥の正体が、珠罌神ではないかってのは、途中で気付いたのですが、義人たちが次々と死んでいったり、幽冥が上巻の最初で戦っていたのが本当の幽冥だったりっていう展開は、全く読めませんでした。黒潤がどうして幽冥をかばっていたってのも最後の最後で分かりました。

    終わり良ければすべて良し。
    上巻で挫折しなくてよかったです。

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