フォーチュン・クエスト 6 (角川スニーカー文庫 606-8)
- KADOKAWA (1991年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044606084
感想・レビュー・書評
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トラップの独壇場という感じ。キットンとふたりでめちゃくちゃいきいきしていた。詐欺師には詐欺をお返しするのが礼儀というもの。パステルは根がいい子だからとってもハラハラドキドキしちゃって、終始「いいのかなぁ……」って感じだったけど、目的を果たすにはああするのがベストだったと、わたしは思うし、実際身体にとって有害な薬品まで使っていたみたいだから人助けしたってことでいいんじゃないかな。そもそも助けるとか救うとかって、考えてみればそれはただの傲慢なわけで。
ちょっと考えさせられるお話でした。すっきり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#読了
#フォーチュン・クエスト 6巻
ノルーー( ´ •̥ ̫ •̥ ` )(2冊続いてのコメントw)
妹とも再会できて、ほぼノル出てこないんだけどノルの巻だと思う。
安定のハラハラドキドキ冒険記! -
お気楽ファンタジーに死と宗教はミスマッチすぎた。
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トラップが、かっこいい。やればできる男だった。ちょっとできすぎ?!
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■書名
書名:フォーチュン・クエスト〈6〉大魔術教団の謎 下
著者:深沢 美潮
■概要
ノルの妹メルを捜す冒険の旅に出たパーティー。魔術教団にいるら
しい、との手がかりをつかんだ途端、ノルが怪力のモンスターに襲
われちゃった―。
魔術教団への潜入は正体を見破られることなく見事に成功!!しかし、
肝心のメルの身に危険が迫っていると知り…。
(From amazon)
■感想
再読ですが、内容が一切合切頭から飛んでしまっているので、初見
と何も変わらない感想です。
本件は戦闘は一切無しです。
大魔術教団に対して、トラップとキットンによる頭脳作戦(詐欺作
戦)が実施されていきます。
本作は、もうこの二人の独壇場ですね。
二人の作戦は、かなり凝ったものになっているので、読んでいると、
物語が二転三転するような感じです。
この著者の方は、キャラクターを生かすのが本当にうまいですね。
色々なキャラクターがいて、それぞれメインになる人物が違うので、
巻ごとに、毛色が違うストーリーが展開されていきます。
それでも、この物語の売りというべき、世界観は崩れていないのが
見事です。
この本の、最後には、何気に深い問いを残してくれています。
「騙されたまま穏やかに暮らすのと、真実を知って困難に立ち向かい
ながら過ごすのは、どちらが幸せなのか?」
これ、個人の感覚によってマチマチだと思います。
そもそも、自分が今誰にも騙せれず生きているか?といえば恐らく
答えは「ノー」だと思います。
(政府には間違いなく騙されているでしょう)
ただ、じゃあ全部知りたいか?と言われれば、答えは「ノー」な
気がします。
結局、何が真実かを判断するのは、それぞれの個人ですので、こう
いう質問は難しいですね。 -
エンチラーダ アンチラーダ。
今でも覚えている、不気味な呪文。
セクシー衣装に着替えるところのパステルとトラップの掛け合いが本当に好きでした。何がなんだか分かっていないシロちゃんも(笑)。
結局、謎は謎のままで、あんまり何も解決されていないのだけれど、この巻はすごく怖かった。ひとの欲望って、こうやってひとを変えて、歪めて、最後は堕としてしまうものなんだな、と。
そんな、ともすれば説教めいたメッセージを小学生にぽんとよこせる深沢美潮は、やっぱりすごいなあと思う。 -
戦闘は出てこないよ、
せいぜいシロたんがおいしいものとして
食べちゃったぐらい?かも。
そしてトラップ率いる奇術団が
メルを助けるために大活躍!
いろいろなことをします。
そして偽教団にも手痛い一発を加えます。
まぁ、トリックがばれたのは言うまでもまなく…
でも最後はやはりホロリものでしたね。
そしてノルの復活も… -
メルを助けるため、クアーティに立ち向かう!
メルを助け出せるのか、そしてノルを助けることは出来るのか! -
怪しい宗教団体と知恵勝負!
果たして復活の儀式は成功するのか?
でも見所はパステルのサービスカットだったりしてw