マキゾエホリック Case1:転校生という名の記号 (スニーカー文庫)
- 角川書店 (2006年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044720018
作品紹介・あらすじ
クラスメイトは、巫女や妹、魔法少女に復讐鬼、ハーレムから電波まで-転校を繰り返す高浪藍子がついにたどり着いた、御伽学園1年乙組は、そんな常識はずれのクラスだった。その上、転校初日、同級生全てを記号化する男、灘に「君が転入生である証拠は何一つない」と告げられる!平和な学園生活を望む彼女の身に起こる突拍子もない連続事件。次第に明らかになる乙組の謎。ここから藍子と31人の愛すべき問題児の記録が始まる。スニーカー大賞奨励賞受賞作「君等の記号/私のジケン」改題。
感想・レビュー・書評
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玄人向けのラノベですねw幼馴染キャラ、転校生キャラ、なぜか女の子とフラグをたてまくる男の子、などアニメやゲーム作品での”キャラ付け”をうまくメタっている作品。そのキャラクターにつくお約束などもうまく外したり取り込んだりしているので、萌えや、そういった作品に理解がある人ほどクスっとできます。物語が終息に向かうまでドタバタしっぱなしであっという間に読み切ってしまいました。主人公が女の子だったり、結局萌えを記号化しただけなので、あまりキャラ萌えはないので一般受けはしなさそうですが、結構ライトノベル読んだなーと思う人はこういう違う切り口の作品を読むと新鮮ではないでしょうか?
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ありそうだけど無い設定。続編は出ているみたいだけど、どうやらすっきり完結はしていない模様。
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11.27読了。
整然とされたカオス。まさにそんな内容の本。それしか形容しようがありませんw -
ライトノベルにありがちなキャラが多数登場するということで
読んでみたのですが、どうも話の展開が遅く、一つ一つの事件が
ぱっとしません。最後まで主人公に感情移入できず、魅力的な
キャラがいませんでした。もう少し主人公を中心とした本心からの
恋愛要素を入れてほしかったです。
一種の実験作としての評価とミステリの評価で☆二つにしました。 -
登場人物一人一人に個性があって面白いですが、一度に出演する人数が多いので名前が覚え難いです。危機的状況にリアリティの無い描写が所々目立つかも……。
ファンタジーやSFや戦隊モノをごった煮にした感じ。 -
プッシュされてるけどビミョ。
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知らないうちに勝手にトラブルに巻き込まれるという厄介な体質の主人公・高浪藍子。
そのマキゾエっぷりを多分に発揮し、度重なる転校を繰り返した彼女が行き着いたのは、近所でも有名な名門校・私立御伽学園。
しかし彼女が入ることになった一年乙組は勇者に巫女に超能力者に殺し屋と、特殊な能力を兼ね備えた人間ばかりを集めた特殊なクラスだった。
頭を抱えるのも束の間、何と転校初日にして彼女の在籍データが消滅しているという事実が発覚し−−−。
特殊なクラスメイト達に振り回されるメイン主人公・藍子と、そのクラスメイト達をまとめるサブ主人公・灘英斗のダブル主人公が織りなす、痛快かつ謎に満ちた学園ストーリー。
「ありえない」が詰め込まれた、とにかくぶっ飛んだ一冊です。 -
第10回 スニーカー大賞《奨励賞》
壊滅的インパクトこれは、ライトノベル史上、最大の事件?
クラスメイトは、巫女や妹、魔法少女に復讐鬼、ハーレムから電波まで―転校を繰り返す高浪藍子がついにたどり着いた、御伽学園1年乙組は、そんな常識はずれのクラスだった。その上、転校初日、同級生全てを記号化する男、灘に「君が転校生である証拠は何一つない」と告げられる!
平和な学園生活を望む彼女の身に起こる突拍子もない連続事件。次第に明らかになる乙組の謎。ここから藍子と31人の愛すべき問題児の記録が始まる!! -
マキゾエ第一巻。<br>
基本的になんでも有りな内容だが、多分本質的には推理もの。<br>
無駄に(褒め言葉)話が大きくなる様は豪快。というかやりすぎ。