社会人英語部の衝撃―TOEIC(R)テスト300点集団から900点集団へと変貌を遂げた大人たちの戦いの記録
- KADOKAWA/中経出版 (2014年8月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046003102
感想・レビュー・書評
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清涼院流水さんの50代から始める英語を読み、今まで何度も挫折してきた自分をダメな奴だと諦めなくていいとなぐさめてもらえたようで、ゆっくりでも立ち止まっても少しずつでも続けていこう思えた。そんな折図書館でこの本と目が合いすぐに借りて読んだ。正直英語習得の道に近道はないことを思いしらされたが、それでも大丈夫あなたならできるという言葉に勇気づけられた。これから何度も、諦めたくなった時に何度も読みたいと思った。
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海外の人と会話をする機会が多い職業に就きたいため、どうしても超えたかったが900点は留学ありきや元々の努力量だと思っていました。
しかし、内容からしても信憑性が高く実行に移せそうなものが多くあったのでそれを参考に頑張ろうと再燃させてくれたありがたい出会いでした。 -
昔ミステリで読んだことのある清涼院流水さんが、toeic会の重鎮になっていたのがびっくり。
内容は、テクニック的なものもあるが、メンバーのtoeic試験にかける熱い思いが多い。でもコレがなかなか良い。
toeic勉強がマンネリ化してきたときに読むと鼓舞されること間違いなしだと思う。実際、私も参考書を新しく買って勉強を再開した。
以下メモ
自分で発音できない音は聞き取れない という絶対法則=正しい発音も練習するべし
単語と文法を100%理解している英文の音声を早い速度で聴く(英文を理解してから聞く必要がある、わからない文章を聞いても効果は無い。)
カンニング英訳とスムーズ暗唱
日本語訳を、まずはカンニングでチラ見しながら英訳していく。その後スムーズに暗唱ができるようになるまで繰り返し英訳する。フレーズごとに覚えるのがコツ。 -
「TOEICのスコアを上げる」という目的に特化すれば年齢に関係なく、実現可能であることを証明したドキュメンタリー。現在では入手できない教材もある。とにかくやる気を出すための本ととらえるべき。
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『#社会人英語部の衝撃』
ほぼ日書評 Day404
しかるべき勉強法を取れば、超初心者(300点台)から900越えが可能という内容。にしても、満点(990点)と985点との壁がこんなに高く厚いものであることは、全く知らなかった。
さて、英語部とは、年齢、性別、職業もたような大人が、奇数月は本番試験、偶数月は勉強会という、部活形式で頑張る集い。
最初はほのぼのしたサークル活動的なノリだったものが、毎回の点数ランキングを発表するようになってからは、特に男性メンバーを中心に俄然闘争心を増したと言う。やはり人間、やる気になるには競争が必要なのだ。
と、まだまだ流し気味の前半から後半に入ると、突然アクセル全開に切り替わる。
リスニング満点を確実にするために、敢えてガヤつく喫茶店に入り、リスニング問題を倍速で解く。そこまでやっておけば、本番試験など手持ち無沙汰なレベルに感じられる。★今回は周囲の騒がしい会場にあたって不運だったなどとこぼすのは、まだまだ努力不足ということか。
その後、TOEIC界(そんな界隈があることも初耳だったが)の大物達が、英語部に加わることで、学び方に更なる高みが加わり、上級者の切磋琢磨に刺激された初中級者(300〜400点台)も、どんどんハイスコア(全員が800点超)を叩き出すこととなる。
それでも、著者(英語部主宰)は、最後の5点の壁が破れない。どうしても、リスニングで1問失点してしまうのだ。そんな中、満点保持のエキスパート達からのアドバイスがまた凄まじい。数をこなし、暗唱し、最後は英文を読むときに、これはTOEIC問題になり得るかという出題者の視点で読むという。
そして、最後はついに…。
さすが、本業が作家さんの手になる書だけに、このあたりの盛り上げが上手い!
豆知識
単語と単語の慣用的なつながり(コロケーション)を知りたい場合には、Googleでフレーズをダブルクオーテーションで囲んで検索してみる。検索文の中に空欄を入れる場合にはアスタリスクを使う。そのヒット件数が、自然なコロケーションを教えてくれる。例: "high score * the TOEIC"、結果、圧倒的に多数の検索結果が"on"によって得られる。★この方法は役に立ちそうだ。
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何かに一生懸命って、いいよね
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とにかく文章が固すぎ。読み辛い。
国語の教科書を見てるみたい。作家さんなのになぜ?
内容は微妙。自分のことの書き方が気持ち悪い。女性をバカにしてる?そんな余計なことばかり頭に浮かんでしまった。 -
「戦いの記録」ということで、どういう風に考え、どういう風に勉強をしてみるとよいか、という内容の本。
自分が現実的にかけられる勉強時間で990点にチャレンジできるレベルになれるのか?というあたりはありますが、定期的にこういう本でモチベーションを維持するのは良いかなと思います。